1月13日 相場情報

御客様各位

【1月13日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=114円54銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:19891(-63)
※N.Y.金:1199.80(+3.20)
※N.Y.原油:53.01(+0.76)
※LME銅($/t) 現物
午前:5752.5(+43.0)
午後:5811.0
※NYC銅(¢/lb)
1月:266.05(+5.95)
※LME銅相場
ドル安やインドネシアがこの日、銅精鉱の輸出を停止したことなどを受けて大幅高となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:700円、ロンドン午後:710円、N.Y.:710円

【1月12日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:690円(1月10日より+10円)
※上海先物取引所 銅1月46690(+30)
※上海は小幅な値動き、中国国内スクラップ価格は前日比変わらず。円高で臨時メールを流してませんが、13日より雑線価格を2円下げました。
※続・鱈とレバー
(鍋の具の話ではありません。)
※昨日の話の続きになりますが、『中国向け雑線価格が(建値の割に)安くないか?』とか『去年建値が690円のときエフケーブルはいくらだった』と言われることがあります。
※つまり、今の価格が安いなる、なかば叱責なのですが、先に言ってしまうと、小生にはどうにも出来ません。
※昨日と同じですが、
相場は『相対 あいたい』です。売る人がいて買う人がいて価格が決まります。買う人がいなければ価格は下がる訳で、それが今現在の価格です。
※通常、今日、日本で雑線2コンテナ(約50トン)を契約した場合、中国現地の客先はだいたい2〜3週間後、中国現地ヤードで現物を手に出来ます。
※ところが旧正月を控えている為、今、日本で契約した荷物は、(船積みを調整することもあり)旧正月明け2月中旬に現地ヤードに到着します。
※中国客先は、約1ヶ月以上先に荷物を手にするリスクがある上、中国では旧正月春節を境に様々な社会的な変化を伴うリスクもあります。
※法律や自治体のきまり、商売上のルールなど、変化が日本に比べ激しい為、『来年のことは来年やろう』という意識が高いと思われます。
※今の時点で『日本国内建値がいくらだっタラ、雑線はいくらのはずだ!』とか『建値がいくら上がレバ、雑線をいくら上げるべきだ!』と大声で主張した処で、彼等にとっては没関係 メイ・クワン・シー、な訳です。
※【没関係】中国語。日本語で言う処の『でも、そんなの関係ねぇ。でも、そんなの関係ねぇ。ハイ、オッパッピ〜』の意味。

※雑線(コンテナ:関東地区:【1月12日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):234円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):223円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):213円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):207円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):163円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):138円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】以上