11月28日 相場情報

御客様各位
【11月28日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=117円71銭【6:20現在】
※NY市場は感謝祭で休場です。
※N.Y.ダウ:-----(+-) ※N.Y.金:----.--(+-.) ※N.Y.原油:--.--(+-.)
※LME銅($/t)現物 午前:6621.5(-27.5) 午後:6623.5
※NYC銅(¢/b) 11月 ---.--(+-.)
※LME銅相場 米国市場が感謝祭で休場で方向感無く、前日終値を挟んで小幅な値動きに終始した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:830円、午後:830円、N.Y.:---円
【11月27日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:820円(11月26日より-20円) ※上海先物取引所 銅11月47470(-160)
※上海先物、銅は小幅な値動き。中国内スクラップ価格は、前日比変わらずですが、為替が円高で、雑線はマイナス2円(臨時メール)。
※ロングポジション、ショートポジションという言葉があります。
※ロングポジションとは、『将来価格が上昇する』と判断した場合、先に品物を買い、値上がりしたら売る手法。※一方で、ショートポジションは、『将来価格が下落する』と判断した場合、先に品物をを売って、値下がりしたら買い戻す(ショートカバーと言います)手法。
※過去1週間でみると、国内銅相場は下落傾向です。※このとき、ショートポジションを持ち、ポジションをカバーするとはどういうことでしょうか? 
※雑線を中国に輸出する場合を例に説明します:
※まず中国側と雑線を100トン(4コンテナ)320円で'先に'売りの契約します。その時点で雑線の現物を持っておらず、売りを決めた後、品物を買いを始め、最終的に中国側との契約を履行するという手法になります。
※相場が下がると、仕入れ単価は”理論上”下がって行くため、290円、280円、270円と仕入価格が安くなればなるほど、そこに利ザヤ生まれるということ。・・・・・・なのですが、現実は、そう簡単に行きません。
※相場が下落した場合、現物を持っている人は、280円でも、290円でも、売ったら損失が出るため売ってくれない(=買いたい人が買えない)という事態が起きます。 
※結局、中国側との契約を履行する為に、300円、310円(下手する320円以上)と、今現在の相場よりも高い価格で、品物を集める必要に迫られるかもしれないのです。
※ショートポジションの難しい処です。もちろん対中国売り先に対して、『100トン集まらなかったから50トンで許して』と言うのはダメよ〜○○、○○!
※雑線(コンテナ:関東地区:【11月27日現在】)
?雑線(44〜45%・赤中心):308円/kg
?雑線(43%前後・雑中心):293円/kg
?雑線(40-43%雑中心 不安定):281円/kg
?雑線 (38%前後雑中心 B線):228円/kg
?雑線(家電線・弱電):192円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】                以上