9月9日 相場情報

客様各位

【9月9日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=105円94銭【07:25現在】

※N.Y.ダウ:27,500.89(-632)

※銅LMEセツルメント

 午前売:6767.5(-23)
 午後売: 6714.5

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイ

オンス)

 銅:3.0125(-0.034)
 金:1933(+9.1)

WTI原油先物

 原油:36.76(-3.01)

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:760
 ロンドン午後:760
 N.Y.750

ニューヨーク為替引値()

106.01-106.04

 

98日:昨日の状況】

国内銅建値760(98日より+20)

 

《西方浄土!?〜なぜ中国を目指すのか?〜・上》

そもそも、なぜ、中国向けに銅スクラップを

売らなければならないか?と言いますと、「銅を

使うところが中国しかないから」であります。

正確に言うと、銅を圧倒てき大量に使うのが中国

だからです。

JOGMEC(石油天然ガス・鉱物資源機構)の

レポート〈添付〉から、2018年の数字を拾って

みました。

銅地金の生産と消費という観点から、マーケット

規模を大雑把に把握してみましょう。

2018年、世界の銅地金生産は23,661t

その38%は中国。だと、頭に残らないので、

 「世界で銅地金・約2,300t、うち900t中国」

2018年、世界の銅地金消費は23,168t

その54%は中国。だと、頭に残らないので、

 「世界で銅消費・約2,300t、うち1,250t中国()。

中国は、銅地金に関して(つまり銅スクラップ

以外)、1,250t必要なのに、900tしか作って

ないので、その差である350tを、①輸入銅

地金、②国内発生スクラップ、③輸入スクラップで

補うしかない。 (溶解歩留まりとか無視)

しかも、これは2018年の数字です。

そうです2019年以降は、7類の銅スクラップ

(雑品・雑線)を輸入していないので、

普通に考えれば、更に銅スクラップは不足します。 

http://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2019/04/mrseminar2018_09_01.pdf

つづく

《社会科学部学士》

 

雑線(湘南ヤード持込):【98日現在】

【1】ワイヤーハーネス:250円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):230円前後

【3】雑線・一般(4243%):200円前後

【4】雑線110-160 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】