9月8日 相場情報

《仕入れ競争の緩和はあるか?・上》

【9月8日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=153円99銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:53,414.25(-271.86)

※銅LMEセツルメント($/t)  
     ①午前売:14540.0(+169)
     ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)  
     ③銅:休場「レイバー・デー」
     ④金:休場「レイバー・デー」

※WTI 原油先物($/bbl) 
現地4日 
     ⑤91.48(+0.18)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
     ①ロンドン午前:2290円
     ②ロンドン午後:ー  
     ③N.Y.:休場

※ニューヨーク為替引値(円)
154.35-154.39(1.89円高-1.86円高)

【9月7日:昨日の状況】
※国内銅建値2350円(9月7日より-20円)

《仕入れ競争の緩和はあるか?・上》

※昨日の続きとなります。
※金属スクラップ業においては仕入れ先が重要であり、仕入れ先は神様である。
その上で、金属スクラップ業者は、日々、熾烈な仕入れ競争をしています。
※特別な資格も・ノウハウも必要なく、誰でも真似して仕事を始めることが
できるので、非常に参入障壁が低く、雨後の筍のように業者は増える一方です。
その為、仕入れ競争の熾烈具合は増す一方です。

※この「仕入れ競争が緩和されること」はあるのだろうか?と、過去を振り
返ってみました。

※2008年、サブプライムローン問題に端を発しリーマン・ショックが起こりま
した。(9月15日に米国の投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻した
ことをきっかけに、界中へ連鎖的に広がった未曾有の金融危機・世界不況)。
※その年9月頃まで100万円/トンを超えていた国内銅建値は年末には30万円/トン
台になったので「3ヶ月で銅価格が3分の1」になったことになります。

※今日、2026年9月8日現在235万円/トンの銅建値が、今年12月末に80万円/トン
になることを想像すると恐ろしい暴落です。当たり前ですが、3ヶ月間荷物を
売らなければ、会社の在庫評価は3分の1になってしまいます。3000万円在庫が
ある会社は2000万円の含み損、3億円在庫がある会社は2億円の含み損、を抱え
ることになります。当然。(YOUの銀行預金が300万円が、3ヶ月で100万円に
なるとすると想像しやすいか?)

※その年の10月、11月、12月は、毎日下がる銅相場に着いて行けず、「実質、
商売は停止」していて、価格を提示したり、荷物を売り買いすることをしてい
なかったと記憶しています。
※電話でお客様と、LMEの価格や為替相場の話こそしていましたが、「じゃ、今、
いくらで決める?」と言っても何も決まらない状況でした。

※流石にその当時、この業界に好んで参入してくる業者は全くいなく、むしろ、
それまでの間(2006年〜2008年)の金属バブル・中国バブルで、この業界に
入ってきたポッと出のブローカー(主に中華系)は、リーマンショックを機に、
金属スクラップ業から多数去っていきました。
※「仕入れ競争が緩和された」唯一の記憶かもしれません。

(つづく)

以上