《ミックスメタルの行方》
【9月4日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=155円99銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:53,686.11(+624.16)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14359(+4)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.577(+0.076)
④金:4491.7(+125.4)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤91.3(+0.29)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2290円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2320円
※ニューヨーク為替引値(円)
155.79-155.84(2.91円高-2.9円高)
【9月3日:昨日の状況】
※国内銅建値2370円(9月3日より-30円)
《ミックスメタルの行方》
※日本国内で発生した雑品などをシュレッター業者が破砕した後、ソーター作業により
選別がかけられ後の「ZORBA」は、主成分であるアルミが、“国内二次合金メーカーが
使用できる状態“になると、その殆どが日本国内のアルミ二次合金メーカーに販売され
ます。
※“国内二次合金メーカーが使用できる状態”がキーワードで、当然、“使用できない
状態”のもの=「輸出向けミックスメタル(ZORBA+僅かな不純物)」も発生します。
輸出向けミックスメタルは、“不純物が残っている為”そのままの状態では、二次合金
メーカーが使用できません。
※雑品や雑線同様に、この輸出向けミックスメタルは、昔っから海外に輸出され人件費
の安い国で手選別されています。日本で大規模なソータープラントを要し選別作業を
していますが、100%機械による選別は出来ない為、最後の最後に選別仕切れないもの
が輸出されているわけです。(6月の組合視察で見たタイ業者の手選別作業写真を添付
します)
※さて現在のこの輸出向けミックスメタル、日本から輸出し、直接、中国に入れること
は出来ません。中国の二次合金メーカーが使用できる不純物の少ない「ZORBA」につい
ては、従来から輸入を認めていますが、不純物の多いものについては厳格に輸入を制限
しています。(2021年の基準)
※現在、日本発生のミックスメタルは、以下のように場合分けされ輸出されています。
①クリーンなもの→直接中国(天津・広東省など)
②簡単な選別が必要なもの→香港で選別(化粧:表面を取り繕う程度)後中国
③完全に選別が必要なもの→タイで選別後中国
※「どの程度の不純物が許容されるのか?」は、あくまで見た目の問題なので、中国に
到着した荷物が通関が出来たり・出来なかったりは、その時によります。基準が不明瞭。
中国税関職員の匙加減一つなので、最近は厳しいとか、最近は緩くなったなど、極めて
不安定な状況にあります。
以上
【photoひとこと タイ郊外 ミックスメタルの選別】
