《インド業者とのビジネスチャンス・下》
【9月2日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=160円20銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:52,766.88(-419.02)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14395.5(-139.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.5065(-0.087)
④金:4348(-83.1)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤90.22(+4.46)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2360円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2350円
※ニューヨーク為替引値(円)
160.17-160.19(0.44円安-0.45円安)
【9月1日:昨日の状況】
※国内銅建値2400円(9月1日より+20円)
《インド業者とのビジネスチャンス・下》
(つづき)
※さて(大手商社ディスりから)インド業者の話に戻ります。
※実は、具体的なインド業者との取引は殆どないと言っていい弊社ですが、
過去、結構な数のインド人業者の訪問を受けています。その経験談です。
※昔っから、日本の金属スクラップ業界の方々「これからはインド」「中国
の次はインド」「人口世界一のインド」と、インドからのアプローチがある
度に、鼻息が荒くなる。
※特に中国の経済急成長を経験している世代(1990〜2008にビジネスの中心
世代であった、現在50歳〜70歳)は、正に、二匹目のドジョウを狙い、今、
インドビジネスに投資すれば、中国でそうであったように大儲け出来ると
思いがち。
※小生はその点若干悲観的で、国としてもそうですが、中国人とインド人は
全く違うという印象を持っています。
※一つの例として値決め方法があります。中国業者と初めて取引をする際に
は、値決めのとき大抵、「①初回特別単価」とか「②価格のすり合わせ」と
かがあります。
※「①初回特別単価」とは、中国業者は1,000円/kg(以下単位省略)で買い
たい、本業者は1,100円で売りたい場合、中国業者が初回に限り1,100円で
買いますよ!というもの。呼び水として先ずは取引を始めてみることを優先
する。
※「②価格のすり合わせ」とは、中国業者が希望買値を50円上げて1,050円
にするから、日本業者は希望売値を50円下げて、やはり1,050円にしてよ!
というもの。歩み寄りのこと。
※ここで結論を言ってしまうと、小生の経験上、インド業者「①初回特別
単価」も「②価格のすり合わせ」も、そんな発想を最初から持ち合わせて
おりません。一切譲歩しない。譲らない。
※中国が7類スクラップを輸入禁止した翌年の2019年はインド業者の来日
ラッシュでした。そのとき、鉄巻線(鉄道用の信号ケーブル)を日本から
インドに輸出する交渉をしていたときの話です。
(日)「置き場売値価格200円が希望」
(印)「置き場買値価格100円が希望」
(日)「中国でなくともマレーシアに輸出すれば200円で売れるが、180円
なら初回に限り下げて“あげる”」・・・〈譲歩①〉
「で、お前は?」
(印)「置き場買値価格100円が希望」
(日)「わざわざ遠くインドから日本に来てくれたから、160円まで下げて
“あげる”」・・・〈譲歩②〉
「で、お前は?」
(印)「置き場買値価格100円が希望」
(日)「帰れ!」「今すぐインドに帰れ!」(怒)
という具合。
※もちろん「n=1」のあくまでサンプル。
たまたまそういう頭の硬いインド人に当たっただけかもしれませんが、何れ
にしてもインド業者と、金属スクラップ取引を構築しようとすれば、かなり
タフな交渉を要求されることは間違いありません。
(つづく・予定変更し延長戦)
以上
【photoひとこと 約10年前 ムンバイのスラム街】