9月15日 相場情報

《続・銀行員が聞きたがること》

【9月15日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=154円37銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:52,421.20(-152.09)

※銅LMEセツルメント($/t)  
①午前売:14044(-194.5)
②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
③銅:6.33(-0.1395)
④金:4310(-56.2)

※WTI 原油先物($/bbl)  
⑤101.39(+1.34)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
①ロンドン午前:2260円
②ロンドン午後:ー  
③N.Y.:2250円

※ニューヨーク為替引値(円)
154.35-154.36(0.81円安-0.81円安)

【9月14日:昨日の状況】
※国内銅建値2280円(9月11日より-90円)

《続・銀行員が聞きたがること》

※銀行員が貸し付けをしている会社の社長に聞きたがることのうち、
我らが金属スクラップ業界“な・ら・で・は”の質問があります。
それは「相場が下がったらどうするの?(=損するの?)」という
質問です。

※この1年の間、非鉄金属価格は上昇傾向にあったので、金属スク
ラップでも特に銅系を多く扱う業者の好決算話をあちらこちらで耳
にします。
※斯く言う弊社も御託に漏れず、2026/5月期の決算は好調なもので
した(HPに掲載)。

※決算の説明について7月半ば、シリーズコラムで書いた「本決算
トーク」中に好業績の理由を並べましたが理由の一つは「相場が
上がったから儲かった」というものでした。
その理屈で考えると、「じゃ、相場下がったら損するのか?」と
考えるのが道理です。
銀行員が「相場が下がったら損するのか?」と質問してくるのは
ごもっとも。

※銀行員が更に(口には出さないが)心の中で思っているのは、
『(金を貸している会社が)、相場下がったら損するというのなら、
銀行が貸している金で、ただ、丁半博打をやっているのと変わらない
じゃねーかー!』ということ。
※実はこれも一理あって、仰る通り、決算から決算の間の1年間で、
扱っている金属(弊社の場合:主に銅)価格が断続的に下がり続け
れば、かなりの確率で業績が悪化することは間違いありません。 
※相場が下がった方が儲かるというケース(先売りをすること)も
ないわけではないですが、現実的には、金属スクラップ業、買いから
入る取引が多いです。(ちなみに毎回必ず売りを決めてから買いを
しても、相場が逆に上がってしまうと損失が出るので、売りから入って
も買いから入っても、100%の相場ヘッジは不可能)

※但し、どれくらい業績が悪くなるかはその会社次第であります。
※例えば、銅相場が30%上がった年に利益が3,000万出たとして、翌年、
相場が30%下がった年に3,000万円の損失が出るとは限りません。
※もともとの仕入れ価格には「利益幅」があることと(a)、「切断・
選別・加工・梱包」などの作業を通じて荷物を格上げすることが出来る
(b)ので、仮に相場が下がっても、ある程度の利益は確保することが
出来ます。

(補足)
※常に在庫量が多く、その総額が大きい会社は、どうしても期初と期末
の相場差の影響を受けることになります。期初10億円の在庫が期末に30%
相場が下がっていた場合、その評価は7億円となり、含み損は3億円。
そのマイナスを、利益幅と、切断・選別・加工・梱包で取り返すのは至難
の業となります。
やはり相場下落は業績にマイナス影響となります。

以上