《銀行員が聞きたがること》
【9月14日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=153円65銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:52,573.29(+509.19)
【9月12日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14238.5(-151.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.4695(+0.0025)
④金:4366.2(+1.7)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤100.05(-2.43)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2280円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2290円
※ニューヨーク為替引値(円)
153.54-153.55(0.88円高-0.89円高)
【9月13日:昨日の状況】
※国内銅建値2280円(9月11日より-90円)
《銀行員が聞きたがること》
※弊社のように銀行からの借入が多いと、弊社担当の銀行員は、決算書を見たうえで色々質問をしてきます。
(まあ貸している会社がつぶれても困るので質問するのは当然)
※銀行員が必ず聞いてくる質問に、財務諸表(貸借対照表:以下B/S)の期末商品棚卸高=いわゆる在庫に
「古い在庫はありますか?」という質問があります。
※この質問の意味は、ヤード内に“単に”古い在庫があることを知りたいわけではなく、B/Sに計上されて
いる「在庫(商品)」が、本当に現在その金額=価格の価値があるのでしょうか?という意味です。
※銀行員はB/Sだけを見て融資先の内容を把握するしかありません。
※B/Sは業種に関係なくformatは同じです。
※例えば衣料品商社のB/S上に1億円の在庫があっても、その在庫がa前シーズンの物であったり、b流行遅れ
や、c人気のない商品であれば、製造した時点で1億円の価値があっても、現在、1億円以上の価格で売ること
は不可能です。
※それどころか1円にもならないとか、最悪の場合処分するのに費用がかかり実質負債(評価額がマイナス)
ということもあり得る。
※食料品を扱う会社も同様、賞味期限を過ぎた加工品や、生鮮食品であれば、製造した、仕入れた時点では
その価値があっても、現在、食べられないなら(腐っていれば)価値はゼロです。
※銀行員はB/Sだけでその会社の内容を把握せねばならず、B/S上では判断できない在庫価値の毀損を確認
するために、質問してきているわけです。
※さて我々金属スクラップ業界、B/S上にある1億円の金属スクラップ在庫(銅でもアルミでもステンレスで
もいいのですが)、同業者に転売すれば、直ぐに現金化が可能です。極めて換金性が高い。(1)
※その上、腐ることもないので10年前の物でも、30年前の物でも、今日新しく仕入れた物と価値は全く同じ。
(2)その上スクラップ原料ですから流行落ちも何もありません。(3)
※つまり我々金属スクラップ業界で、B/S上在庫が1億円であれば、今この瞬間でも1億円の価値があることは、
ほぼほぼ間違いがなく、銀行員がマニュアル通りに聞いてくるテンプレ質問の「古い在庫はありますか?」と
いう質問は無意味であると考えるのです。
※おそらく銀行の営業マンマニュアルには、「古い在庫の現在価値を確認する」というのがあるのでしょう。
どこの銀行員も大抵同じ質問をします。
以上