《山高ければ谷深し(★注1)》
【9月11日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=154円54銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:52,064.10(-316.56)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14390.0(-282)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.467(-0.3365)
④金:4364.5(-51.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤102.48(+6.43)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2320円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2300円
※ニューヨーク為替引値(円)
154.42-154.44(0.88円安-0.88円安)
【9月10日:昨日の状況】
※国内銅建値2370円(9月10日より+20円)
《山高ければ谷深し(★注1)》
※先日触れた2008年に起きたリーマンショック。実は大暴落のあと、
銅相場は直ぐに回復しました。3ヶ月で3分の1に下がってしまった
銅価格は、その後1、2ヶ月で、ピーク時の3分の2にまで回復、銅建
値は100万台→30万台→60万台までと劇的に戻しました。
※理論的な根拠はないのですか、相場は一般的に急落したあと、
急騰しやすいと考えています。
【暴落・暴騰】
※一方、2013年〜16年の銅相場下落は、ゆっくりと長い時間をかけ
て下がり続けました。【漸減(ぜんげん ★注2)】
※こうしたダラダラとずっと相場が下がり続けるとき、金属スクラ
ップ業では利益を出しにくいと考えています。なぜか?
※金属スクラップの売買をしている方は、何となく分かると思うの
ですが、荷物を仕入れるとき「(その荷物の価格が)今は採算が合
わなくとも、相場が上がった瞬間に荷物を売れば何とかなる(損失
を出さずに済む)」と思ってはいませんか?
※相場の上昇と下降があることを前提とした考え方です(価格統制
された物のように、もし金属価格がずっと一定であれば成立しない
考え方)。
※実は、金属スクラップマーケット、そもそも「まともに利益を
計算したら仕入れをすることが出来ない」。全ての業者は、他者と
競争して荷物を仕入れているので、“常に”採算が合わない荷物を
買わされるという構造だと思うのです。
※常に合わない価格で荷物を仕入れているのに、ダラダラ相場が
下がり続ければ、その間、ずっと買った荷物は塩漬けで、毎日、
毎月の粗利益を稼げず、業者として必要なコストを捻出出来ません。
息継ぎをしないで泳ぎ続けさせられているようなものです。
※暴落・暴騰の話に戻ります。
相場の暴落は急回復し易いと仮定すると「下落の期間は短くて済み
ます」。暴落・暴騰のあと、マーケットが「通常の上昇・下降」に
戻れば、金属スクラップ業者は、また、通常の商売(=上った時に
売る方法)で、利益を出すことができるのです。
※相場のダラ下げ(漸減)よりは、暴落の方がよほどマシという
ことになります。
以上
(★注1)山高ければ谷深し
「山高ければ谷深し」とは、株価が大きく急上昇した時ほど、その
後の下落幅や反動も大きくなる傾向があることを示す相場格言です。
(★注2)漸減
「漸減する(ぜんげんする)」とは、数量や勢いなどが、だんだん
(徐々に)減っていくことを意味します
【photoひとこと 2008年の暴落】