《総資本》
【8月14日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=159円48銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:53,839.99(+69.72)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14285.0(-91)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.5925(-0.0045)
④金:4363.6(-45.3)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤81.25(-2.02)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2330円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2370円
※ニューヨーク為替引値(円)
159.48-159.5(0.07円安-0.06円安)
【8月13日:昨日の状況】
※国内銅建値2380円(8月12日より+50円)
《総資本》
※以前に比べバランスシート上の「総資本(★注1)」が増えています。
※弊社はこの1年半くらいの銅相場上昇に対応する形で、外部からの資金調達(長期・短期)を断続的に行ってきました。 そのため2年前に比べると、自己資本+他人資本を含めて、ざっくり1・5倍くらい資金を使って仕事をしていることになります。
※結果として大雑把な言い方をすれば儲かるときも1・5倍、損するときも1・5倍になります。
いわゆるレバレッジが効いた状態にあります。
※問題は、総資本を増やそうと思って増やしたわけではなく、相場上昇についていき、2年前と同じ仕事を同じようにするために不可抗力で、資金量が1・5倍になったことでせ。 経営者である小生の意志とは無関係に、総資本を増やさざるを得なかったわけです。
※住宅ローンを例にします。
※Aさんは頭金1,000万円、住宅ローン4,000万円を銀行から借りて5,000万円のマンションを買おうとしています。ところが買うかどうかを迷っている間に2年が過ぎ、その間にそのマンションが7,500万円にまで値上がりしてしまった。
※Aさんは2年間に500万円貯金を増やしていて頭金1,500万円拠出が可能、銀行の住宅ローンも、4,000万円から6,000万円に増額することが可能であると言われ、マンション購入を決めた。
(頭金20%は変わらない)
※Aさんは住宅ローン金額が増えることを心配したが、「奥さんにどうしてもマンションがほしい(奥さんは賃貸生活が不安←謎理由(★注2))」と言われたことが、購入の決め手となった。
※購入後、マンションが更に10%値上がりした場合、Aさんは750万円の含み益を得ることになります。逆に10%値下がりすると750万円の含み損が発生する。もし価格が5,000万円のときにマンションを買っていれば、10%の価格変動に対する含み益・含み損は、それぞれ500万円でした。
※つまりマンション価格自体が高くなると、相場の上げ下げによる「変動幅」が大きくなります。(注:変動率は変わりません。10%の価格変動で変動率は当然10%)
※弊社の話に戻ります。
※会社の総資本とは、上述のAさんの話でマンションの価格に相当します。
※現在の弊社の状況は、総資本が膨らんだ状態にあるので、相場上昇における「利幅」は増えます。平たく言えば「相場上昇で沢山儲かる」。
先期/2026年5月期決算で、経常利益を“押し上げた”要因の一つはここにあります。
※注意が必要なのは相場が下がった時で、理論上、同じ理由で、経常利益を“押し下げる”要因となり得ます。
※さてAさんの話。ポイントは「Aさんはローン増額を心配したが、奥さんの希望に従ったこと(不可抗力)」で、Aさんは自分で、リスク増を避けることができなかったことです。
※この2年間の小生はAさんと全く同じ状態にあり、借入金を増やしたいか増やしたくないかという選択肢はなく、相場上昇についていくという不可抗力で、総資本を増やさざるを得なかったわけです。
以上
(★注1)総資本
バランスシート(貸借対照表)における総資本とは、企業が事業を行うために集めた資金の合計額のことで、「負債の部(他人資本)」と「純資産の部(自己資本)」をすべて足し合わせたものを指します。
(★注2)奥さんの意見
持ち家がいいか・賃貸がいいか、なる議論がよくありますが、この二つ理論上は全く同じです。
「持ち家の方が賃貸より安心」と思う奥さんに論理的根拠はないでしょう。何となく安心。
【お知らせ】
8/17月曜日〜8/21金曜日まで、コラムのコーナーをお休み致します。再開は8/24月曜日を予定しております。