8月12日 相場情報

【8月12日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=159円30銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:53,791.85(-184.13)

※銅LMEセツルメント($/t)  
     ①午前売:14424.5(+134.5)
     ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
     ③銅:6.612(+0.0175)
     ④金:4383.0(+21.2)

※WTI 原油先物($/bbl)  
     ⑤83.2(+1.07)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
     ①ロンドン午前:2350円
     ②ロンドン午後:ー  
     ③N.Y.:2380円

※ニューヨーク為替引値(円)
159.3-159.31(0.01円高-0.01円高)

【8月9日:昨日の状況】
※国内銅建値2330円(8月5日より+50円)

《雑線の値決め方法・下》

(つづき)

※売り手の社長も、買い手の営業マンも、雑線の山の状態を見ただけでは銅分1・5%の差なぞ、
絶対に判定できないにも関わらず、荷物の価格を決めているわけです。やはり大概な性格でないと
営業マンは務まりません。
※尚、営業マンが“大概な決め方”で、契約を決めてきた雑線ですが、実際にその雑線の「銅分が何%で
あったか」は、あとあと判明します。
※弊社では、ほぼ全量の雑線を購入後に自社関連会社でナゲット加工、「購入ロット毎に銅歩留まりを
検収しています」(←ここがポイント)
その為、仕入先のどのロットが問題であったかを突き止めることができるわけです。

※さて今回の話、ポイントはここから。
営業マンが購入してきた雑線、加工後に銅歩留りがわかったあと、その銅歩留りを仕入先に報告すべきか?
については、議論の余地があります。
仕入先に銅歩留りを必ず報告(フィードバック)するわけではありません。 むしろしない方が多い。

※なぜなら
(1)仕入先は銅歩留りを補償して荷物を売ったわけではない(営業マンは勝手に価格を付けた)。
(2)銅歩留りが多く出ても、仕入先に上振れた銅分を返すということもしない。
(3)銅歩留りが想定より少ないと判明した瞬間に損失が確定するわけではない。
(相場が上がってから銅を売れば、損失を免れることが可能。リベンジの可能性あり)。
(4)スクラップ商売、細かい話をしたらキリがない。
(5)仮に銅歩留りが少なくとも、仕入先に誠意があれば、別の商売で損失補填が可能。

※ということで、加工してせっかく判明した雑線の銅歩留り結果は、仕入先に報告されることはないままで、
大概な人達の、大概な取引は、大概な結果のまま、大概に継続し続けていくわけです。
※昨日書いたように、金属スクラップ業界以外の方には全く理解されない、雑線の特殊な取引方法な
わけです。 

(おわり)

【お知らせ】
8/17月曜日〜8/21金曜日まで、コラムのコーナーをお休み致します。再開は8/24月曜日
を予定しております。

以上