【8月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=157円84銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:54,036.93(+151.83)
【8月8日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14240.0(-215)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.5705(-0.1165)
④金:4340.7(+98.7)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤78.18(+0.89)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2300円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2340円
※ニューヨーク為替引値(円)
157.78-157.83(0.64円高-0.63円高)
【8月9日:昨日の状況】
※国内銅建値2330円(8月5日より+50円)
《雑線の値決め方法・上》
※(いい加減である金属スクラップ業界とはいえ)、非鉄金属スクラップの国内標準規格は、
日本産業規格の「JIS H 2109(銅及び銅合金リサイクル原料分類基準)」などに制定されて
います。また実際の商取引ではスクラップ業界の「取引慣用上の独自の品目・規格分類」
がベースになっています。
【例】JIS H2109
「特号銅線径」 ※1.3mm以上の純良な裸銅線。表面処理(めっきや塗装)がないもの。
※金属スクラップ業界に身を置いていない人からすると信じられないであろうことが「雑
線」価格の決め方だと思います。
※雑線は上述のような規格がない商品です。雑線という名前はあくまで商品のニックネーム
(写真添付)で、被覆線くずのうち歩留まりが不明なものをまとめて山にし、一つの商品と
しています。
※その為、営業マンが雑線を仕入先から仕入の価格交渉をするときには、ある程度「大概
(たいがい)な性格」でないとやっていられません。杓子定規に物を考える人には向いてい
ないと思っています。
※例えば営業マンが荷物を買いに仕入先へ行き、仕入先問屋社長と、同社に在庫してある
雑線の山の話をするとします。
〇営業「この雑線を買いたいです」
〇社長「いくらで買うのだい?」
〇営業「850円/kgでどうでしょうか?」
〇社長「他社が870円/kgで買うのだよ」
〇営業「それでは他社に合わせて870円/㎏で決めてください」
〇社長「同じじゃだめ、880円/㎏ならいいよ」
〇営業「ではお願いします」 →契約成立
※このやり取りで、結局、買い手の営業マンは、当初妥当であると考えた価格850円から、
キロ当たり30円も高い価格で荷物を購入することにしています。
※現在の銅価格はキロ当たり2,000円を超えるので、1%の銅分が狂えば20円単価は変わり
ます。30円の値上げは、当初判断した雑線の銅分より、1.5%多い銅があると判断したこと
になります。
(つづく)
以上