《本・決算トーク②》
【7月16日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=162円09銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:52,658.64(+150.37)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:13537.0(-4)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.2935(-0.0365)
④金:4044(-17.1)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤79.6(+0.26)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2250円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2300円
※ニューヨーク為替引値(円)
162.18-162.19(0.05円高-0.08円高)
【7月15日:昨日の状況】
※国内銅建値2290円(7月15日より+20円)
《本・決算トーク②》
③運なのか実力なのか
※増収はどうでもいいのですが、増益(高収益)についてはきちんと整理・検証する
必要があります。
※小生の感覚では、弊社の今期最終利益に占める、相場上昇要因「運」は三分の一〜
半分で、残りの要因が言わば「実力」です。
※運はまさに相場上昇。
※例えば昨年と今年を比べ相場が30%上がり、在庫の評価が上がり利益が上がっている
場合。期初1億円であった在庫評価が、期末に1億3,000万円になれば、利益は3,000万
出ます。ただそれだけ。
※これは「運」であり「実力」ではありません。もし来期相場が30%下がれば、3,000
万円の赤字が出るでしょう。
※このあと実力の部分について見て行きます。
④実力1(仕入力)
※弊社は栃木と千葉の子会社で被覆線スクラップを自社加工していることから、仕入
先からの荷物(銅歩留)を正確に評価出来る上、今季は更にその精度が上がりました。
※これにより荷物をオファーを頂く仕入先に対して、荷物の正しい評価と値付けが可能
となります。加工をせず、転売だけをしている会社には出来ない弊社のadvantageです。
※結果として、弊社は“より”妥当な仕入が可能となります。妥当な仕入とは、質の
良いものを高く買えて、他社に仕入負けしないこと(a)と、同時に、質が悪いのに価格
が不当に高いものを買わなくて済むこと(b)です。
⑤実力2(販売力とリスクヘッジ)
※小生は兼ねてから金属スクラップ業を行う上で、売り先をあまり重視していません。
どんなに良い売り先も、相場より高くは荷物を買ってくれない為です(良い仕入れ先は、
相場より安く荷物を売ってくれることはあれど)。
※ただ現在弊社が取っている販売方法については、とても優秀で他社に比べて秀でてい
ると思っています。superiority
※具体的には売り先に、製品(銅ナゲット)を契約する際、その瞬間=タイムリーな
値決めが可能。為替予約も含めて、小まめに“売”契約が出来るので、相場リスクを
最小限にすることが可能です。
※この方法で相場の下落局面でも利益を上げることが可能です。
⑥実力3(管理力)
※主力の湘南ヤード、関連子会社2社の棚卸し回数を増やし、より詳細な在庫管理に
行うことが可能となりました。
⑦実力外要因(国内マーケット)
phase1
2018年末中国の金属スクラップ7類禁止
phase2
2020〜2023コロナ禍
※phase1と2を通じて、日本国内に、猛烈な数の中国系金属スクラップ業者が乱立しま
した。この8年、業界は革命的に変化、日本国内の金属スクラップ業社は、過去に例を
見ない仕入競争を強いられることになりました。当然この間、既存業者・新興業者とも
に収益は大幅に悪化しました。
※ところが流石に限界か、国内マーケットは業者の数が飽和状態となり、仕入競争は
依然続くも、一頃に比べると「無茶な買い方(集荷)をする中国人が減った」ようにも
感じます。これも弊社の業績には奏功したか。
(つづく)
以上