《リスクヘッジ》
【5月14日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=157円81銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:49,693.20(-67.36)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:14097.0(+225)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.6355(+0.1505)
④金:4697.7(+20.1)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤101.02(-1.16)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2280円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2360円
※ニューヨーク為替引値(円)
157.85-157.87(0.24円安-0.23円安)
【5月13日:昨日の状況】
※国内銅建値2270円(5月12日より+60円)
《リスクヘッジ》
※先日、同業者の方より「ナゲット銅を探しているので、手持ちの在庫があるのであれば売って欲しい」
という連絡を受けました。(具体的条件は割愛)
※弊社は、本来、非鉄金属スクラップを売買する流通業者(商社・ディーラー)であるのでこうしたoffer
はとても歓迎するところです。また現在、2社の加工子会社を栃木・千葉で展開しているので、実際に
グループ会社で雑ナゲット銅を、毎月定期的に製造しております。製品である雑ナゲットを販売する話は
大歓迎です。
※しかしながら自社で作る雑ナゲットは、基本的に、売り先(主に中国)に売りの契約を“先に”決めて
いる為、今回のようなスポットで「雑ナゲットを買いたい」という提案を頂いても、なかなか対応出来
かねます。
※特に雑ナゲットの原材料である雑線を、まとまった単位で仕入れるときには、その雑線の質・数量から、
出来上がるであろう製品:雑ナゲットの質・数量が予想できる為、加工をする前に中国の売り先に、弊社
がそれを売る契約を結んでしまいます。
※例えば銅歩留40%の雑線50トンの仕入れが決まると、雑なゲット20トンが出来上がることが予想でき
ます。(工場の状況により、リードタイムも予想可能。)
50トン X 40% =20トン
※尚、中国向けに、雑ナゲットを輸出をする際は、海上コンテナを利用する為、20Fコンテナ1本にに載せ
る量=1ロットを20トンで管理します。(CF:40Fであれば25トン)
※中国の客先とは、雑線50トンの仕入れが決まった時点で、まだ全く加工を始めていない雑線加工後の
雑ナゲット1ロット(1container)を売ることができるわけです。
※この方式のメリットは、相場上げ下げのリスクを回避することができることです。原材料雑線の仕入れ
契約と、同じ日に製品雑ナゲットの売り契約を決めれば、理論上、相場リスクはゼロです。歩留のズレ、
数量のズレは、必ず発生しますが、それは僅かな誤差であり、メインのナゲット銅についてはリスク
ヘッジをすることが可能なわけです。
(おまけ)
相場リスクを避けてリスクヘッジすることを嫌がる人もいます。この方式では、相場が下がった時の
損失は発生しませんが、相場が上がった時の利益を得ることはできないからです。リスクを取って相場
上昇益を得たい方は、リスクヘッジをしなければいいと思います。
・・・小生は推奨致しませんが。
【Photoひとこと 雑ナゲット】

以上