《1%の差》
【4月14日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=159円34銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:48,218.25(+301.68)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:12820.5(+160)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.976(+0.1055)
④金:4742.4(-19.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 99.08(+2.51)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2100円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2150円
※ニューヨーク為替引値(円)
159.44-159.47(0.15円安-0.17円安)
【4月13日:昨日の状況】
※国内銅建値2140円(4月13日より+50円)
《1%の差》
※現在、銅建値は2,140円です(2026/04/14)。
被覆線スクラップ、いわゆる雑線を売り買いする際に計算する単価は、一般的に
電気銅よりも安い二号銅だとか、山行き故銅だとかを、計算式の頭に据えます。
そこから、銅の歩留まりを計算して、最後に加工賃+利益を引きます。
例:
2,000円(銅:頭)Ⅹ %(被覆線の銅歩留まり)△ 〇〇円(加工賃+利益)= ○○○円/Kg
※当たり前の話でありますが、銅価格が高いということは、被覆線スクラップの
銅歩留まりが、「1%狂った時の差」が大きい(より広がる)ことを意味します。
※なので、銅の頭が1,000円のときには、1%の差は10円でしたが、2,000円に
なると、1%の差は20円に広がることになります。
※被覆線スクラップの価格を見積もったことがある方は分かると思いますが、
問屋に山積みされている(弊社湘南ヤードにも死ぬほど山積みされています)
被覆線スクラップ、特に雑線の山を見たときに、外から見てその全体の銅歩留
まりは分かりません。ある程度、銅歩留まり40%とか、43%とか、検討はつき
ますが、全て加工し終わってみないと、その最終的な銅歩留まりは判明しません。
(将来は分かりませんが、今の技術を以てしては)
※つまり、雑線を売り買いするときは、買う側も、売る側も、銅歩留まりが不明
のまま単価を付けているわけです。仮に、雑線を他社から買ってきて、自社で
ナゲット加工したあと、銅の歩留まりが当初と見込みが狂い、当初予想を1%
下回れば、キロ当たり20円の損失が出ることになります。
※利益をそれ以上見込んでいて、利幅が30円も40円もキロ当たりあればいいです
が、雑線の売買において、そこまで利幅を見込んでは、一般的に荷物を買うこと
は難しいと思います。
※では、1%=20円の損失を被るリスクを避けるにはどうすればいいか?
※答えは簡単で、「買わないこと」です。
※今日は、なんとも普通の話で、申し訳ありません。小生も、お客様社長から
言われて「当たり前」だと思いましたが、銅価格が高いときに比べて、1%の
リスクが高まっているという話でした。
以上