4月12日 相場情報

《チーズはどこへ消えた?》


【4月12日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=153円22銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:38,459.08(-2.43)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:9240.5(-124.5)
 ②午後売:—

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.252 (-0.03)
 ④金:2354.8(-25.2)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤85.02(-1.19)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1470円
 ②ロンドン午後:—
 ③N.Y. : 1490円

※ニューヨーク為替引値(円)
153.27-153.28(0.1円安-0.08円安)

【4月11日:昨日の状況】

※国内銅建値1460円 (4月10日より+10円)

《チーズはどこへ消えた?》

※「チーズはどこへ消えた?(スペンサー・ジョンソン著)」という本
が、アメリカで発売されたのが2000年、日本語訳版が発売され流行した
のは2002年だったそうです。
覚えていますか? 小さくてページ数の少ない本です。

※ 主人公のヘムとホー、二人の小人の目の前から大好きなチーズが突然
消えてしまう。ヘムはその場に留まり、ホーは新たなチーズを探しに行
く。もうチーズはないし、チーズが戻ってくることもない、今の場所に
いても状況が悪化することはあっても好転することはない。
※ヘムのように恐怖心から新しい場所に踏み出す勇気がなく、そのまま
でいるか?ホーのように新しいチーズ探しに踏み出すか?、読者が問い
かけられる内容です。

※(これから読もうとした方には申し訳ありません)ネタバレしてしま
うと「変わらなければ破滅することになる」から、さっさと行動しろと
いうことです。

※さてチーズがどこに消えたかも気になりますが、小生、日本中の電線
スクラップがどこに消えたかが気になります。
※ここ最近、金属スクラップ業界のどなたにお会いしても、北海道から
沖縄まで、小さい会社も大きい会社も、鉄屋も非鉄屋も、なんなら社長
がどこの国のご出身でも・・・み〜んなが「荷物が少ない!」と言って
いて、凄く不思議です。

※理屈を言えば、業者の数が増えたためで、1社当たりの取扱高が減っ
たということなのでしょうが、やはり不思議です。 毎月1,000トンの
荷物を100社で分けていたので、1社10トン扱えていたが、雨後の筍の
ように200社にまで業者が増えたので、1社当たりの取扱高が5トンにな
ってしまった。だけなのか?

※ここでスクラップ業界の方々が、みんながみんなヘムのような方なら
いいのですが、ホーのように隣の町、隣の県、となりの地方まで、電線
スクラップを探しに行ってしまうので、「荷物が少ない」という状況が
余計助長している気がするわけです。

おまけ:何もしないでいる方が得策だという啓発本を書かないといけま
せんね。 「待てば海路の日和あり」「果報は寝て待て」「急いては事
をし損じる」

※雑線(ヤード持込):【4月11日現在】
【1】ワイヤーハーネス:560円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):540円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):470円前後
【4】雑線B :360-390円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】

以上