6月26日 相場情報

お客様各位


【6月26日:今朝の状況】


※為替(ドル/円):1ドル=107円21銭【08:00現在】

【alert】25日、東京外国為替市場でドル・円相場が1ドル=107円を割り込み、5カ月半ぶり安値を更新した。米国の利下げ観測を背景としたドル安の流れ。

その後、ニューヨーク市場では106.80円近辺まで下げ幅を広げた。

※N.Y.ダウ:26548.22(-179.32)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5985.5(+68.5)

②午後売:6030.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅:2.7355(+0.03)

金:1414.9(+0.6)

※ニューヨーク為替引値(円)107.17-107.2

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:690円

②ロンドン午後:  690円

③N.Y.:690円


【6月25日:昨日の状況】


※国内銅建値680円(6月20日より+10円)


《中国スクラップ6類:輸入ライセンス発行の影響・下》

 

※6類のライセンスの影響は、実際に7月になってみないと「中国需要家にとって、原料が足りるか足りないか」が、分からないのと、昨日書きました。

※但し、但しです。

※弊社の売り先@中国国内(つまり需要家)から、事情を聞いている限り、昨日書きました

A:「negative」と、B:「positive」の、A:「negative」を唱える方が多いです。

※つまり、日本のサプライヤーから見ると、今後、「売れなくて困る」「結果、スクラップ相場の下げ要因となる」可能性が高い。

あくまで予想なるも。

※少なくとも、6月末~7月初め、どのような流れになるか分からない段階では、皆さん様子見。

 

※実は、もう一つ別の問題があります。

※①タイ・マレーシア・フィリピン、に輸出されている被覆線スクラップ、および、②日本国内で新たに始まった被覆線スクラップ・ナゲット加工です。

※中国が7類を輸入禁止し、肝入りで始まった①東南アジア向け輸出と②国内ナゲット加工ですが、結局、両ルートとも出来上がった銅=ナゲットが行き着くのは中国です。

※中国が銅(ナゲット)を買わない、

イコール、①も②も売り先を失う(乃至、売る量を減らされる)ことを意味します。

※なので、6類とは関係ないようで、7類:被覆線の①東南アジア向け輸出、②日本国内ナゲット加工、

共に、下げ圧力がかかると思われます。

※材料の被覆線市中価格は下がる可能性があります。

 

※結局、中国が買わないと、世界銅スクラップマーケットは順調に流れないのであります。

今後、売れない、売れるけど安い、となることを準備すべきです。(おわり)


※雑線(湘南ヤード持込):【6月25日現在】

【1】ワイヤーハーネス:220円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):195円前後

【3】雑線・一般(42ー43%):165円前後

【4】雑線B :70-120円

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】

【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】

以上