5月9日 相場情報

お客様各位

【5月9日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=109円13
銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:24360(+2)
※N.Y.金:1313.70(-0.40)
※N.Y.原油:69.06(-1.67)
※LME銅($/t) 現物
午前:6722.0(-61.0)
午後:6736.0
※NYC銅(¢/lb)4月:304.05(-1.90)
※LМE銅相場概況
良好な中国貿易統計も、ユーロ安ドル高が嫌気され売り優勢となった。

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:780円、ロンドン午後:780円、N.Y.:780円

【5月8日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:790円(5月7日-10円)
※上海先物取引所 5月 50900(-50)
※中国向け輸出が滞ると、その荷物がそのまま第三国へ輸出できないか?
という期待が高まります。弊社も同様で、東南アジア各国にはその活路を見出し、既に取引を“一部”開始しています。
※日本の排出業社側にすると、中国がダメなら別の国ね、と、安易にお考えがですが、キャパ(capacity)の問題があります。
※廃プラの例です。廃プラは金属よりも先に中国の輸入が禁止となり、中国の再生業社は、ここ1、2年の間に東南アジア各国へ再生プラントを移転しています。
※ですがそのキャパはどうでしょうか?中国向けに今まで流れていた廃プラの量が、風呂桶一杯分の水だとして、東南アジアに立ち上がった新しい再生プラントはバケツ1杯分か、下手すればコップ一杯分か???何しろ、全く処理能力が少ない。
※そのため、廃プラが中国向けにバンバン売れていた過去の状況に、そう簡単にはなりません。
※問題はここから。
キャパだけではありません。
※東南アジア各国政府は、コップ1杯の水なら国の制度を見直したりはしません。が、今後、風呂桶一杯の水が入ってくるなら、黙っているわけには行かない。
※事実、タイ政府が8月1日より廃プラの輸入を全面禁止するとの、噂が入って来ました。
※廃棄物原料は再生可能でも、ゴミであるという側面があります(全量が再生される訳でなく捨てられる部分があります。埃や泥もあります。)。
※プラでも、紙でも、金属でも、再生可能なら幾らでも買うということではなく、全体の僅かな割合でも、再生不可な只のゴミを輸入する側面がある訳です。
※各国政府には、そのリスクがあるなら、一切、輸入しないという決断もある訳です。

※雑線(湘南ヤード持込:【5月8日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上