8月30日 相場情報

【8月30日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=109円77銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:21865(+56)
※N.Y.金:1318.90(+3.60)
※N.Y.原油:46.44(-0.13)
※LME銅($/t) 現物
午前:6797.0(+83.0)
午後:6792.0
※NYC銅(¢/lb)
7月:308.10(+1.60)
※LME銅相場
前日のニューヨーク市場の上昇に追い付く形で上げたあとも、北朝鮮問題への楽観的な見方から買い優勢となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:790円、ロンドン午後:790、N.Y.:790円

【8月29日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:770円(8月28日より+10円)
※上海先物取引所 9月52590(+160)

※連日、悲観的な話で申し訳ありません。
※新たなネガティヴ・ニュースが入って参りました。
※中国向け被覆線の輸出ですが、8/29夕刻、香港経由広東省に入れるルートが、天津ルート同様にストップするとの情報が入りました。
※天津同様、輸入ライセンスが実質没収されるそうです。
※まだ真偽が定かでなく詳細は8/30になりますが、複数ルートからの情報につき、現地(香港〜広東省)で何らかの措置が取られることは間違いなさそうです。

※8/23以降、実質的に天津港で被覆線スクラップの通関が出来なくなっているのはお伝えの通り(”うちはまだ出来る”という会社も僅かにありますが、ポイントがズレるので、この際、無視。)
※弊社を含め大部分の輸出会社は、止むを得ず、別の港を経由する作戦を取っている為、ここ1週間、何とか中国向け輸出を出来ております。 この別ルートとは、つまり香港〜広東省ルートです。 

※今回の事態で、コンテナに因る中国向け被覆線輸出は、ほとんど大部分の方法を失うことになります。 中国での港は、どこの港でも良い訳ではなく、いよいよ万策尽きた感じです。

★【重要 弊社の対応】 
上述の事態受け、誠に残念ながら、8/30水、8/31木、「輸出向け品物(※注)」の新規の契約・及び、新規の受入(湘南ヤード)を一時的に中止することとしました。 とりあえず二日間の臨時措置です。 
※入荷しても全く売る見込みがないやもしれず、苦渋の選択です。 9月以降の措置は続報を入れさせて頂きます。何卒ご了承下さい。

(※注):既契約分は荷受け致します。 また、国内向け商売も普通に行います。

※雑線(コンテナ:関東地区:【8月29日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):257円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):244円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):233円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):227円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):179円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):154円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上