7月5日 相場情報 

御客様各位

【7月5日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=113円25銭【06:55現在】
※NY市場は独立記念日で休場です。
※N.Y.ダウ:---
※N.Y.金:---
※N.Y.原油:---
※LME銅($/t) 現物
午前:5847.0(-47.0)
午後:5879.0
※NYC銅(¢/lb)
7月:---
※LME銅相場
ニューヨーク市場が独立記念日で休場するなか、最近の上昇を受けた利食い売りに押された。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:710円、N.Y.:---円

【7月4日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:710円(7月3日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月 46940(-310)
※上海は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比マイナス200人民元ですが、円安に相殺され雑線価格は変わらずです。
※“言っても相場は高いうち”ということでしょうか? 銅相場は高い水準が続いている為、比較的仕入先からのOFFER多く成約に至っております。
※一方で相変わらず中国向け価格が国際相場より安いのでは?との質問を受けますが、已むを得ません(小生が中国の相場を決めている訳ではありませんので)。
※“建値がいくら上がったから、雑線はこれくらい上がる筈”という計算式は成り立たないものとして商売をされた方が無難です。
※いつも申し上げている通り、 
『LME X 為替 ≒ 中国内相場』です。ご参考まで。
※さて、
囲碁のAIが現役棋士を下して勝利したなど、最近AI(人工知能)に関するニュースを見ることが多いです。 
※この先、AIに取って変わられる可能性が高い職業は?と言うと製造や販売などの現場作業が多く、可能性が低いのはクリエイターや研究者、医者や保育士だそうです。
※読者の皆さんが関わっているであろう“金属スクラップ業”ですが、実は、AIに代替しにくい仕事だと思っています。
※規格があるようで規格がないスクラップ、毎回、その検収を人間の目に頼らざるを得ません。少なくとも今の技術では雑線の銅歩留まりをAIが判定出来ない為、当分、なくならない仕事だろうと思っております。(希望的観測)

※雑線(コンテナ:関東地区:【7月4日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):245円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):232円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):222円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):215円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):168円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):143円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上