3月10日 相場情報

御客様各位

【3月10日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=114円96銭【06:20現在】

※N.Y.ダウ:20858(+2)
※N.Y.金:1203.20(-6.20)
※N.Y.原油:49.28(-1.00)
※LME銅($/t) 現物
午前:5655.0(-127.0)
午後:5663.0
NYC銅(¢/lb)
3月:257.00(-2.20)
※LME銅相場
LME在庫の大幅増加や、今月予想されている米利上げを背景に約2カ月ぶりの安値を付けた。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:700円、ロンドン午後:700円、N.Y.:700円

【3月9日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:710円(3月7日より-10)
※上海先物取引所 3月46480(-510) 
※上海は連日の下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比マイナス300人民元
雑線価格は、後追いになって申し訳ありませんが、3/10金より、マイナス2円としています。
※中国では、通称:全人代全国人民代表大会=日本の国会に当たる)が3月5日〜15日まで行われています。
※最も重要な国の行事であるこの全人代開催期間は、国のメンツをかけ、政府は大きな問題が起きないようにします。
※特に最近は、PM2.5問題を筆頭に、環境問題に取り組んでいる為、環境に関する規制が厳しくなります。 プラスチックの輸入通関が厳しくなっているのは、この為もあります。
※それ以外にも、この期間は、工場の違法な排ガスや、法に触れる品物の扱いが、普段より多く摘発されます。
※その為、煙を出す工場などは、問題が起きるくらいなら休んでしまえと、この間、休業したりします(実はその為、天津の銅工場は一部操業を停止、支払にも影響が出てます)。
※また、スクラップを扱う業者も神経を尖らせ、ヤードの隅にある輸入禁止品にシートをかけ隠したりします。
輸入禁止品と言うと、そんな大それた悪事を働いているのか?と思われるでしょうが、僅かな土・泥、僅かな油、僅かな鉛など、どこにでもある訳で、政府役人が難癖を付けようと思えば、いくらでも付けられます。
亀の甲に隠れてジッとしているのが賢明な訳です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【3月9日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):242円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):230円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):220円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):214円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):168円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):143円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相
談下さい。】

以上