2月28日 相場情報

御客様各位

【2月28日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=112円73銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:20821(+11)
※N.Y.金:1258.80(+0.50)
※N.Y.原油:54.05(+0.06)
※LME銅($/t) 現物
午前:5927.0(+46.0)
午後:5915.0
※NYC銅(¢/lb)
3月:268.75(+0.75)
※LME銅相場
市場は本日28日に行われるトランプ米大統領の施政方針演説で、インフラ投資に関する更なる材料が出て来るのを待つ構えとなった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:710円、N.Y.:710円

【2月27日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:700円(2月24日より-20)
※上海先物取引所 2月47700(+240)
※上海は上昇、銅スクラップ相場は、前日よりプラス500人民元円高を差し引いても、雑線価格はプラス2円(臨時メール)
『クレーム話1:手順』
※定期的にこのブログ&メールにも登場する話ですが、中国向けスクラップ輸出を行っているとクレームは付き物です。
※もともと規格がない(規格が曖昧な)ものを取引している為、仕方ないと言えば仕方なく、発生したときよりも対処方法が大事であります。
※まず、電話で一報を聞いたら、現状の写真を送らせます。その際、クレームのある品物以外のモノも一緒に撮影させます。次に『ホールドアップ!』、現場を動かせない。
※20年くらい前までは、モノが悪かったが現物を解体してしまった、転売してしまったと言われることがありました。最悪なのは全く違うモノを持ってきてクレームにしたり・・・と。これらを避ける為に、??を行います。
※次に、そのクレーム内容が『どれくらいの損失となるか?』を論理的に表します。仮に、1トンくらいの荷物の歩留まりが悪かった場合、その損失がキロ50円なのか、100円なのか? 
※当然、50円/kg?1,000kg=5万円の場合、わざわざ飛行機で現物を見に行くことはありません。
※ここまで調べた後、仕入先に確認します。クレームになる品物があった可能性はあるか?を調べます。
※最終的には、両社の言い分を聞き、金銭で解決することが多いですが、その算出方法や金額など、双方が納得行く説明をすることが、その後の長い付き合いに重要になってきます。(つづく)

※雑線(コンテナ:関東地区:【2月27日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):246円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):235円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):225円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):218円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):173円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):148円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上