12月6日 相場情報

御客様各位

【12月6日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=113円78銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:19219(+45)
※N.Y.金:1176.50(-1.30)
※N.Y.原油:51.79(+0.11)
※LME銅($/t) 現物
午前:5851.5(+115.5)
午後:5944.5
※NYC銅(¢/lb)
12月:268.90(+7.40)
※LME銅相場
週末のイタリア国民投票でイレツィ首相の改正案が否決されたことを好感したドル安ユーロ高を手掛かりに、投機的なファンド筋の買いが優勢となり、値を上げた。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:720円、N.Y.:720円

【12月5日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:710円(12月1日より-10円)
※上海先物取引所 銅12月 46890(+600)
※上海先物銅は上昇、中国内銅スクラップ相場は先週金曜日と比べプラス900人民元を予想、雑線価格プラス1〜2円/kg(臨時メール)。
※今月12月1日から中国の輸入税金がトン当たり約250人民元上昇しました。
※とは言っても、税金の改訂は、毎月1回行われています(毎月必ず月初に行われ即日実施)
※昨月11月は相場が急上昇した為、税金も大幅に上昇しました(1か月の上げ幅としては過去に例がない程)。
※結果、日本→中国への雑線輸出で考えると、キロ当たり4円/kgと、大幅なコストアップになっています。
※仕組みはこうです。
※中国に輸入する際、雑品や雑線、銅、真鍮など金属スクラップには、それぞれ細かい”想定単価”があります。その17%が増値税(日本で言う消費税=厳密には輸入消費税)。
※11月に相場が上昇し、12月から雑線の想定単価が上がった為、それに応じて税金も上がったということです。
※具体例として、仮に11/30と12/1が同じ銅価格・同じ為替レートであっても、11/30=250円だった雑線は、12/1より246円になります。=弊社の買値が下がります。
※弊社はその月の税金が判明次第、計算に反映させる為、今月は12/5より反映、相場の上げ程には雑線価格が上がらなかった訳です。
※雑線(関東地区:【12月5日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):233円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):222円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):213円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):207円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):163円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):140円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】以上