11月30日 相場情報

御客様各位

【11月30日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円41銭【7:10現在】
※N.Y.ダウ:19121(+23)
※N.Y.金:1190.80(-3.00)
※N.Y.原油:45.23(-1.85)
※LME銅($/t) 現物
午前:5778.0(-157.5)
午後:5714.0
※NYC銅(¢/lb)
10月:259.50(-6.15)
※LME銅相場
月末環境のなか、前日の下落の流れを引き継ぎ、買い持ち筋の手仕舞い売りが優勢となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:700円、ロンドン午後:690円、N.Y.:690円

【11月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:720円(11月28日より+60円)
※上海先物取引所 銅11月 47520(-1150)
※上海先物銅は大幅下落、中国内銅スクラップ相場は価格提示がありません(上げ下げが大きいときはいつも)。前日比マイナス1200人民元を予想、雑線価格マイナス7〜9円/kgとしました(臨時メール)。
※ここ2週間くらいの間に『輸出向けに売り契約を決めているのに、荷物が集まらない。』
という話を沢山聞きました。雑品、雑線、真鍮、込銅、と沢山の例あり。
※所謂、売り見越し(思惑売り)です。
※11月は建値の推移で見ると
11/1:550→11/7:560→11/10:620→11/15:650→11/22:660→11/28:720
※恐らく650円〜660円くらいの時に相場のピークだと思い、相場が下がってもいいよう、現物がない(or少ない)のに、先に売りの契約を決めた方が多いということです。
※荷物が定期的に入って来る会社ほど、ある程度の入荷が予測出来る為、こうした先売りをしがち。
※仮に思惑が外れ相場が逆に上がっても、その上げ幅が僅かなら荷物は集まるからです。(仮に仕入価格が上がってしまっても損失は小さい。)
※が、今回は違います。 
※ピークだと思ってから後、相場の上げ幅が更に大きい為、当てにしていた仕入先からの荷物が全く集まらない。
仕入先にしてみれば、まだ上がるとわかっているのに今売る必要がない。 
※結果、契約数量の荷物が集まらないということが起きているのでしょう。
※11月前半の相場上昇時に、単純に、荷物が出尽くしたことも原因でしょう。

※雑線(関東地区:【11月29日16:55現在】
【0】雑線(45%・赤保証):228円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):217円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):208円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):202円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):160円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):137円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上