3月19日 相場情報

御客様各位

【3月19日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=111円54銭【5:50現在】

※N.Y.ダウ:17602(+120)
※N.Y.金:1254.30(-10.70)
※N.Y.原油:39.44(-0.76)
※LME銅($/t) 現物
午前:5103.0(+74.0)
午後:5079.5
※NYC銅(¢/lb)
3月:227.95(-0.95)
※LME銅相場
アジア時間は上昇したものの、その後はドル反発などを背景に値を消した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:610円、ロンドン午後:610円、N.Y.:610円

【3月18日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:610円(3月14日より+10円)
※上海先物取引所 銅3月:38190(+570)
※上海先物銅は大幅に上昇、中国内銅スクラップも前日比プラス400人民元、一方で為替は大幅に円高ドル安。 雑線は相殺される形でプラス1〜2円に止まっています。 
※なぜドルが売られ、円が買われるか?
アメリカは、日本・欧州と異なり景気が回復している為、低金利政策を転換し、金利を断続的に上げようとしています。言わば正常な状態に戻そうとしている。
アメリカの中央銀行に当たるFRB連邦公開市場委員会FOMC)が、今年、何回、どのタイミングで金利を上げるか?が議論になっています。
※もしそのタイミングを間違えると、また景気が悪化する=逆戻りするという懸念があるからです。
※今まで金利上昇を見込み、ドルが買われてきたが、ここにきて『金利上昇が遅れる』との観測が強まっている。
※ならば、当面ドルを売り円を買おうとの動きから、ここ数日の円高になっている訳です。
※LME X 為替が国内銅価格ですから、円高は、当然、国内銅価の下げ圧力となります。
※また輸出業務で商品代金をドルで貰う場合、円高は致命的です。契約時に為替予約をしないと(ドルを買っておかないと)、利益は直ぐに吹っ飛びます。

※雑線(関東地区:【3月18日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):216円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):205円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):195円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):190円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):148円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):124円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上