3月12日 相場情報

※お客様各位

【3月12日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=113円79銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:17213(+218)
※N.Y.金:1259.40(-13.40)
※N.Y.原油:38.50(+0.66)
※LME銅($/t) 現物
午前:4941.0(+20.5)
午後:4977.5
※NYC銅(¢/lb)
3月:223.85(+2.20)
※LME銅相場
前日の欧州中央銀行(ECB)による追加景気刺激策を再評価した欧米の株価上昇や、原油先物の上昇などを好感し買い優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:600円、ロンドン午後:610円、N.Y.:600円

【3月11日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:600円(3月4日より+30円)
※上海先物取引所 銅3月:37110(+60)
※上海先物、銅は小幅な値動き。中国内銅スクラップ相場は昨日よりプラス200人民元、雑線プラス1〜2円としました。
※相場がしっかりしている為でしょうか、今週は売り込みが多い週でした(毎週斯くありたい)。

(またまた つづき)

※大事な点、お気づきでしょうか(1日考えましたか)?
※中国輸出の方が、国内加工に比べ価格が高い為、輸出されている雑線(仮に銅歩留まり43%)ですが、中国が買える価格は人民元安で実質下がる訳です。

※日本国内で雑ナゲットを加工した場合と比較し、差が現れるというのが重要。(まぁ正解)
※日本国内雑ナゲット売値を想定し、もし雑ナゲット×歩留まり=220円ならば、昨日時点の雑線192円との差は、
1:現在RATE →28円
2:10%人民元安→45円
3:20%人民元安→60円
となります。 
※この差はつまり、日本の雑ナゲット業者が、雑線を買って加工する場合、加工賃として計算出来る値です。
※理論上、現在だと28円しか取れないが、人民元が20%安くなると60円まで加工賃を取れるといことになります。
※28円なら加工しないで輸出するが、60円あれば加工して利益も出せると思う方もいらっしゃるか?
※弊社の仕事は、輸出業からナゲット業に変更を迫られることになります。
〜fin.〜

※雑線(関東地区:【3月11日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):214円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):203円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):193円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):188円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):146円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):124円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上