3月11日 相場情報

※お客様各位

【3月11日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=113円12銭【6:30現在】

※N.Y.ダウ:16995(-5)
※N.Y.金:1272.80(+15.40)
※N.Y.原油:37.84(-0.45)
※LME銅($/t) 現物
午前:4920.5(-15.0)
午後:4910.0
※NYC銅(¢/lb)
3月:221.65(-1.35)
※LME銅相場
市場が注目した欧州中央銀行(ECB)理事会で追加景気刺激策を決定したことが好感されたが、理事会後の会見でドラギ総裁が、追加支援策の可能性を否定したことで市場には失望感が広がった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:600円、ロンドン午後:600円、N.Y.:600円

【3月10日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:600円(3月4日より+30円)
※上海先物取引所 銅3月:37050(+190)
※上海先物 銅は上昇、銅スクラップ(光亮銅)相場は前日比プラス200人民元、円安もあり雑線価格はプラス2〜4円
★臨時メールを送付出来ませんでした。3/11朝より単価修正してます。

(昨日のつづき)
人民元が切り下げになるとは、つまり人民元が対ドルで安くなることです。

※弊社のような輸出業に取って、どのような影響があるでしょうか?
※日本での雑線価格は下がります。
※但し、いくら強権的な中国でも、1日に1%も為替を動かすことは出来ません。
とすると、日本の皆さまがお持ちの在庫、例えば雑線が200円だとして、次の日売ろうとしたら199円、198円になったという程度の話。
※為替は絶えず反映され、輸出向け雑線の単価は、売り買い共に変わるので、あまり影響はありません。
※むしろ現状でもLME X 為替の値は1日に1%以上動く訳で、よっぽど振れ幅が大きく、ハイリスクです。

※問題はそこではありません。

※もし長期的に、例えば半年1年の間に人民元が10%、20%と切り下がった場合、為替レートはこのようになります。

1円=0.057人民元(現在値)
1円=0.0627人民元(現在比10%人民元安)

1円=0.0684人民元(現在比20%人民元安)

※仮に今現在の水準(LME4900$:1ドル113円:中国光亮銅33000人民元)で、雑線単価を192円とした場合、
・現在RATE0.057⇒192円 ・10%安:0.0627⇒175円・20%安:0.0684⇒160円となります。
※大事な点に気付かれた方はいらっしゃいますか?
正解は!?

CMのあと
(またまた つづく)

※雑線(関東地区:【3月10日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):212円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):201円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):192円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):186円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):145円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):123円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上