10月31日 相場情報

御客様各位

【10月31日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=120円67銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:17663(-92)
※N.Y.金:1141.40(-5.90)
※N.Y.原油:46.59(+0.53)
※LME銅($t/t)現物 午前:5135.5(-25.5) 午後:5136.0
※NYC銅(¢/b) 10月:231.35(-0.20)
※LME銅相場
12月の米利上げ観測の広がりや日銀の追加緩和見送りなどを背景に軟調に推移した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:660円、午後:660円、N.Y.:660円

【10月30日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:680円(10月26日より+10円)
※上海先物取引所 銅11月38800(-290)
※上海先物 銅は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比マイナス300人民元、雑線価格はマイナス2円(臨時メール)。
※天津向け、雑線売れ行きがいまいちです。
※国内は、銅建値がここ最近、比較的安定している(670円〜690円を行ったり来たりの)為、一時期に比べると悲壮感はないのですが、中国の事情は、少し異なります。
※まず相場の下落はあります。安定しているとは言え、直近のピークより銅価格が下がっているのは事実。ピークの価格よりは、当然価格を下げないと売れない(1)。
※次に、天津港の問題。夏の爆発事故以降も、天津港は動いており、それが故に失念しておりましたが、‘通関のスピードが遅い’です。港での通関業務が遅れており、いつもより荷物が港に滞留している=そのため客先の資金をひっ迫させている(2)。
※また、天津の客先は、年末を控え資金の清算に動いています。これも皆様、周知であると思いますが、中国では1年に1回年末に事業資金を回収し清算をします。それに向けなるべく品物を現金化したい(3)。
※(1)〜(3)の理由で、通常に比べ、無理な買い物をしないというのが、今週の中国客先の状況でした。
※無論、相場が変われば、風もすぐに変わると思いますが。。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月30日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):234円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):217円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):204円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):150円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):137円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】        以上