10月30日 相場情報

御客様各位

【10月30日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=121円11銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:17752(-23)
※N.Y.金:1147.30(-28.80)
※N.Y.原油:46.06(+0.12)
※LME銅($t/t)現物
午前:5161.0(-18.0)
午後:5161.0
※NYC銅(¢/b)
10月:231.55(-4.10)
※LME銅相場
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:670円、午後:670円、N.Y.:660円

【10月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:680円(10月26日より+10円)
※上海先物取引所 銅11月39090(-20)
※上海は小幅下落、中国内スクラップ(光亮銅)価格は聴取してませんが、大きくは変わらず、雑線価格は変わらず。
※弊社、やや価格が高い仕入在庫を、何とか売ろうと努力していますが、昨日のように相場がちょっと弱気のときには、なかなか決まりません。 
※宿題を頂いているロット(仕入先より希望価格を伺い、その価格が出たら決めるロット=FIRM OFFER)が多く、売り先との交渉に忙しいです。→が、契約に至らない。
※さて、古い台湾の友人が来日しています。
※以前も触れたことがありますが、中国大陸で非鉄のスクラップ事業を始めたのは、台湾人でした。90年代初頭〜中旬、広東省でヤードを設け、輸入加工を始めていた。
※この方もそのお一人で、2000年前後には、日本から雑線を買ってもらいました。
現在台湾勢は、以前ほど力を入れてスクラップをやっていない(廃業した人も多い)。
※具体的には、中国に現地ヤードは持たず、人のヤードを借りる(a)。歩留まりが比較的安定していて、ロットのまとまる米国の荷物だけをやる(b)。薄利で中国大陸側に売りつなぎ、僅かな口銭だけを取る=加工しない(c)、といった具合です。
※①中国大陸の人達が、ノウハウも資金も蓄え、台湾人は追い出された、とも言えますし、
②ある程度の利幅がないと商売をしない台湾人の賢明さもあると思います(つまり、最近は、儲からないからやらない)。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月29日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):236円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):219円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):206円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):152円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):139円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】       以上