8月12日 相場情報

御客様各位

【8月12日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=125円07銭【6:55現在】
※N.Y.ダウ:17615(+241)
※N.Y.金:1107.70(+3.60)
※N.Y.原油:43.08(-1.88)
※LME銅($t/t)現物
午前:5140.0(-10.0)
午後:5133.5
※NYC銅(¢/b)
8月:234.1(-6.65)
※LME銅相場
中国人民銀行人民元基準値を対ドルで大幅引き下げたことを受けて、中国の景気に対する先行き不透明感が広がり、メタル市場を圧迫した。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:690円、午後:690円、N.Y.:690円

【8月11日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:690円(8月3日より-10円)
※上海先物取引所 銅 8月39480(+1140)
※上海先物 銅は大幅上昇、前夜、欧米市場の流れを受けて。 中国内スクラップ(光亮銅)は前日比+700人民元と、久々に大幅上昇。、、、ですが、為替の円高で、雑線価格はプラス2円止まり。
※8月11日、中国の人民元対ドル'実質'切り下げについて。
※ご存知の通り、中国は自国通貨人民元について、管理変動相場制を取っています。 簡単に言うと、変動相場制と固定相場制の間、1ドル=”だいたいこれくらいの間で動かします”
としてる。
※具体的には、対ドルの基準値から2%内は、政府の意向で勝手に動かせる。
※日本からすると信じられない話に聞こえますが、様々な国で通貨政策は色々で、必ずしも、日本のような対ドル完全変動相場制の国だけではありません。
※因って、今回の中国の政策も、さほど暴挙でもないか?
※11日、中国人民銀行は、この基準値から2%を一気に切り下げ、為替を実質”ドル高人民元安”に誘導した。 それにより輸出競争力アップを狙ったというのが一般的な見方です。
※例えて言うなら、日本政府が、昨日1ドル120円だった為替を、今日から122.4円にします!という具合。それもトヨタが自動車を輸出し易いように!という感じ。
※国際的には、(やり過ぎると)批判の対象となるのでしょうが、それはそれ、世界の中心、中華人民共和国。そんなのお構い無しです!!

※雑線(コンテナ:関東地区:【8月11日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):252円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):235円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):222円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):168円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):133円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上