6月12日 相場情報

御客様各位

【6月12日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=123円43銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:18039(+38)
※N.Y.金:1180.40(-6.20)
※N.Y.原油:60.77(-0.66)
※LME銅($t/t)現物 午前:5906.0(-139.5) 午後:5866.0
※NYC銅(¢/b) 6月:269.30(-7.85)
※LME銅相場
弱い中国経済データやドル反発をきっかけにした買い持ち筋の手仕舞い売りが優勢となった。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:780円

【6月11日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:790円(6月1日より-10円)
※上海先物取引所 銅 6月43720(+240)
※上海先物 銅は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は、昨日よりプラス300元/T。
雑線単価はプラス3円としました(臨時メール)。
※さて、雑線の取引をしていて感じるのは、『量と品質は(大概)反比例する』ということ。
※営業をしていて残念なのは、仕入れ先が頑張って扱い量を増やしてくれても、逆に品質が下がってしまうケース。
※具体的には。
※弊社が、品質が良い仕入れ先に、雑線の買値価格を上げると、その仕入れ先も努力して頂き、扱い量が増える。ここまでは所謂winwinの関係。
※ですが、残念ながら、雑線の品質は落ちてしまう。
※それはそのはずで、地元の小口客から、何百キロ買った処で、数量が劇的に増える筈がない(一方で我々輸出屋はコンテナ単位=25〜26トンを要求する)。
※そこで仲間から高値で買い、コンテナ単位での扱い増は見込む訳です。 
※ですが仲間もプロです。新たに売買するなら、?それ相応の価格か、?逆に品質がそこそこでもいいか、でなければ仲間業者に売る必要がない(今でも、売れているルートがあるのが普通)。
※結果、『扱い増→品質低下』の方程式となる訳です。
※繁盛しているラーメン屋が、二号店を出したら、味が落ちたみたいな話です。ましてやチェーン展開なぞもってのほか、大抵、味が落ちてしまう。
ラーメンだけに、我ながら旨い例えでした。

※雑線(コンテナ:関東地区:【6月11日現在】
?雑線(44〜45%・赤中心):292円/kg
?雑線(43%前後・雑中心):274円/kg
?雑線(40-43%雑中心 不安定):262円kg
?雑線 (38%前後雑中心 B線):208円/kg
?雑線(家電線・弱電):171円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】           以上