4月10日 相場情報

御客様各位

【4月10日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=120円66銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:17958(+56)
※N.Y.金:1193.60(-9.50)
※N.Y.原油:50.79(+0.37)
※LME銅($t/t)現物 午前:6050.5(-5.0) 午後:6024.5
※NYC銅(¢/b) 4月:274.50(-0.35)
※LME銅相場
欧州株の上昇を受けて反発する場面もあったがユーロが再び下落基調を強めたことが嫌気され値を消す展開となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円

【4月9日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:770円(4月9日より+10円)
※上海先物取引所 銅:4月43350(-220)
※上海先物取引所 銅小幅下落。中国内スクラップ(光亮銅)は、前日比マイナス100元/Tですが、円安の影響で雑線単価はプラス1円(臨時メール)。
※先日来日していた天津客先からの話です。 
※何度かお伝えした、中国国営企業の話。雑線を輸入解体している民間企業と同様に資本の半分が国(乃至、市などの自治体)で、同じように輸入解体している会社があります。日本風に言うと第三セクター
※責任が不明確な為、アバウトな単価で雑線を買って行きます(それでも数量が動けば、担当者は実績となるよう。正に役人の論理)。
※その結果、例えば3000トン輸入した雑線を解体しても予定した数量の銅が出来て来ない。歩留りが正しければ、4割は銅が出来上がるはずが、1000トンくらいの銅しか出来上がっていない。→当然、大赤字。
※それでも理由は、相場やら、何やらのせいにすれば、お咎め(おとがめ)なし。
※いずれ行き詰るのでは?と、客先の社長は言っていました。・・・但し、弊社の客先は、言わば競合している民間企業です。ライバル政府系会社の悪口を言っているでしょうから、どの程度まで正しい情報かは分かりません。
※ただ国営の動きには注意しておく必要があるのは間違いありません。『いつまでも・あると思うな・親と金』改め『いつまでも・あると思うな・国営企業』。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月9日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):284円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):266円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):254円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):200円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):163円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】      以上