10月10日 相場情報

御客様各位

【10月10日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=107円90銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16659(-334)
※N.Y.金:1225.30(+19.30)
※N.Y.原油:85.77(-1.54)
※LME銅($/t)現物
午前:6767.0(+12.0)
午後:6792.5
※NYC銅(¢/b)
10月 302.80(+2.80)
※LME銅相場
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公開を受け、早期の利上げ期待が後退したことでドル売りが進み、ユーロ/ドルの上昇が相場を支えた。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:780円、午後:780円、N.Y.:770円

【10月9日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:770円(10月9日より-10円)
※上海先物取引所 銅10月48480(-180)
※上海は今日も下落、光亮銅はマイナス100人民元。※実は、昼頃まで、雑線価格を2円下げるつもりで準備していましたが、今月の税金が170人民元/mt下がった為(=コストが下がった為)、相殺され雑線価格は±0円となりました。
※昨日も触れましたが、税金とは中国の輸入消費税(現地では増値税:ゾウチゼイ):雑線の想定価格が300円だとしたら、その17%分が中国輸入の際に課せらます。なので、
300円×17%=51円/kgがコストとなります。
※この想定単価がよく分からない。 過去3か月の銅価格をベースに毎月決定して、各月1回月初に改定、即日実施している。
※因って、月が明けてみないとその月の税金がいくらかが分からない(今月の場合は国慶節明けとなりました)。
※実は、ライセンスを所有する中国の輸入業者は、一度税金を払い、後で中国政府より還付金がある為、17%全額を負担してる訳ではありません。 が、この還付率も色々あるようで、もはやどんな計算だかさっぱりです(=だいたいは把握してますが、完全には理解不能)。
※世界中どこの国も一緒ですが、課税方法は複雑にするほど、政府側は搾取がし易い。役人の裁量に因る方法を、敢えて作っているように思えます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月9日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):294円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):279円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):267円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):214円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):178円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上