4月16日 相場情報

御客様各位

【4月16日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円86銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:16262(+89)
※N.Y.金:1300.3(-27.20)
※N.Y.原油:103.75(-0.30)
※LME銅($/t)現物
午前:6630.0(-15.0)
午後:6572.5
※NYC銅(¢/b)
4月:301.65(-5.05)
※LME銅相場
ウクライナ東部情勢の緊迫化や、中国の3月の経済全体のファイナンス規模が大幅減少したことによる同国経済の減速懸念の強まりなどが嫌気され、手仕舞い売りが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:720円、午後:720円、N.Y.:720円

【4月15日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:730円(4月9日より-10円)
※上海先物取引所 銅
4月:47950(-20)
※上海は小幅な値動き。中国内スクラップ(光亮銅)は、前日比マイナス200人民元。雑線価格は僅かな円安に相殺されプラスマイナス0円。
※先日、ヨーロッパの荷物のOfferを受けました。皆さんご存知の通り、中国は日本からだけでなく、欧州、米国、豪州などから銅スクラップを輸入しています。
※理屈は日本と全く同じ。中国の銅の価格が高い訳ではなく(★←重要:誤解しがち)、単純に‘解体コストが安いから’。先進国ほど自国での解体コストが高く、何もしないで中国に出した方が良い!ということになる。
※そういう意味では、(1)雑線をa完全自動機械で、且つ、b低コストで、銅と被覆材に分けることが出来れば、日本→中国の雑線輸出取引はなくなります。
※また、(2)中国の人件費が日本と同じになれば(乃至近づけば)、同様に輸出取引はなくなります。
※ちなみに冒頭のOffer(ベルギー→中国)の話。価格が合わず、成約に至りませんでした。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月15日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):268円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):254円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):241円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):189円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):153円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上