1月6日 相場情報

御客様各位

あけまして、おめでとうございます。
さて、早速、最新の中国状況を送付します(日本国内は、お屠蘇気分につき省略)。

【1月6日:日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=104円21銭【11:25現在】
※国内銅建値820円(本日1月6日より800円+20円)
※LME場外($/t)7340.00
※上海先物取引所 1月6日 銅 1月: 52040(-50)
※中国国内スクラップ価格(光亮銅)は12月28日時点と比べプラスマイナス0、為替の関係で雑線価格はマイナス1円としました。
※たまたまではありますが、昨年末と中国内相場は変わらず。国際相場と円安で上がるはずの年末に上がらなかったのだから、年が明けても上がらない。中国は独自相場としか言いようがありません。あしからず。
※恐らく、年明け、日本国内は、問屋筋が『建値が上がったから上げまっせ!』と景気の良い台詞をの賜っている頃。で、価格を上げて買った品物を、いざ売ろうと中国側に聞くと『上がってない』
『上がってない』と言われる。 その情報が国内に伝わりきるのが今週末くらいでしょう・・・。
※さて、中国の実際。
※天津の銅工場には発注が少ない。因って、原料を無理して買ってません(a)。また先行きの相場が上がりそうなら無理して買うがそれもない(b)。更に48000~48500人民元の銅くずが大量にあり売れない(ちなみに今日の価格は46900)(c)。 ・・・と、あまりいい話がありません。
※問題は、もうすぐ来る旧正月。 旧暦の年内は、このままので行きそうという話になってきました。
※価格の整理: 雑線?はコンテナ詰311円〜316円、?はコンテナ詰295円〜300円、
が、中国が買える価格です。 あとは、ムキになって、(将来上がるから!と)買う人がいれば、さらに数円プラス。
※なので弊社価格水準くらいで売買されるのが、無難だと思います。 この水準であれば、通常通り売買出来ます。
※真鍮、雑品は、売り先の地域が異なる為、改めて報告します。
※雑線(コンテナ:関東地区:【1月6日11:25現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):311円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):295円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):282円/kg
④雑線(38%前後雑中心 B線):230円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):194円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】                 以上