11月4日 相場情報

お客様各位

 

114日:今朝の状况】

 

為替(ドル/円):1ドル= 11399銭【‪‪07:00現在】

N.Y.ダウ: 36157(+104)

 

LMEセツルメント($/t)

 ①午前売: 9825(+8)

 ②午後売: 9670.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 ③銅: 4.326(-0.048)

 ④金: 1763.6 (-25.1)

 

WTI原油先物($/bbl)

 ⑤原油:80.86(-3.05)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg

 ①ロンドン午前:1170

 ②ロンドン午後:1150

 ③N.Y. : 1140

 

ニューヨーク為替引値()

 

113.98-114.01(0.03円安-0.03円安)

 

113日:昨日の状況】

 

国内銅建値 1170( 111日より-20)

 

《マレーシア、また:補足》

 

昨日、マレーシアは後進国であるので、日本のよう

に、物事がきちっきちっと決まって行かないという話

をしました。   

(マレーシア政府発表は弊社ホームページ、相場

情報に添付)

日本の感覚でマレーシア情勢を考えると、判断を

間違える可能性あり。

 

金属分の低い、雑品・雑線スクラップが、マレー

シアに流入し問題になっているのは事実で、将来、

対策がなされるのは間違いありませんが、急に

ストップしないというのが小生の予想。

 

中国の例を思い出してみます。 金属スクラップが

世界中から中国向けに、輸出され始めたのは90年代

半ばです。

その量が増大すると共に、ゴミの問題や通関の 

トラブルが続出します。 

法改正が進み、CCICの検査が段階的に確立されて

いくのに時間がかかり、最終的に、雑品・雑線

スクラップを全て止めたのは2018年末です。

その間約30年。

 

金属スクラップを輸入・解体するビジネスは、その

国の産業に貢献(雇用・税収)するメリットがあり、

ゴミ・環境問題というデメリットだけを見て「明日

から止めます」とも言えなかった。

中国の例を見る限り、雇用・税収を優先して、環境

問題を後回しにしたわけです。

 

中国とマレーシアは本質的に違う国なので、今後

どのようになるかはわかりませんが、少なくとも日本

の感覚で、「政府発表=即停止」と考えるのは、

間違いだと考えます。

雑線(ヤード持込):【113日現在】

【1】ワイヤーハーネス:410円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後

【3】雑線・一般(4243%):330円前後

【4】雑線230-260

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

 

以上