11月28日 相場情報

お客様各位

【11月28日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=148円40銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:35,333.47(-56.68)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:8281.0(-19)
 ②午後売:8265.5

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:3.7625(-0.034)
 ④金:2011.8(+9.6)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤74.86(-0.68)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1280円
 ②ロンドン午後:1270円
 ③N.Y.: 1280円

※ニューヨーク為替引値(円)
148.67-148.7(0.77円高-0.75円高)

【11月27日:昨日の状況】

※国内銅建値1300円 (11月27日より+10円)

《新参者》

※先日、インド人が後から日本の金属スクラップマーケット
に入ってきたところで、クレーム処理方法やら何やら、日本
のやり方に適応出来ないのでは?とコラムに書きました。
※それに対して当コラム御意見番より「ちょっとまったコー
ル」が入りました。相撲で言うと“物言い”です。

※御意見番「今のインドは、30年前の中国と一緒である」
というお考え。
1990年代初頭の中国は、鄧小平が改革開放路線を提唱した
ばかりで、国際取引(特に旧西側諸国=との取引)に慣れて
いなかった。
※今まで閉ざされた社会にいた中国人が、新たに別世界であ
る資本主義マーケットに参入してきたのだから、当時、商習
慣が日本と中国で合わないのは当然である。
※今回来日したインド人は、かつての中国人と同じだから、
ちょっとした商習慣の差など、お前の方(=小生)が寛容に
受け入れろという意味です。

※確かにそうです。
※30年前、当時の中国人(在中中国人)との取引は、本当に
稚拙・幼稚で、簡単な約束すら守れないという状態でした。
※支払いが遅れたり、受渡が遅れたり、マーケットクレーム
を付けたり(相場が下がると契約を破棄する)は頻繁でした。
要するに目先の利益に目が眩み、長期的な利益を鑑みること
が出来なかった。
※ところがどうでしょう、(色々問題はあれど)賢い中国人
は、国際マーケットに順応し、今や世界市場を席巻していま
す(だからアメリカとぶつかる)。

※御意見番の考えでは、インド人も同じで、賢い人は新しい
マーケットに直ぐ順応するのではないか?と指摘されている
わけです。
なるほど。

おまけ
ただ言わせてもらうと・・・
インドマーケットは昔っから「共産主義」でなく「資本主義」
で、開かれた世界です。特にヨーロッパマーケットと繋がり
が密接。
資本主義のルールは分かっているはずなのですがねぇ。 

※雑線(ヤード持込):【11月27日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】 
   
以上