11月12日 相場情報

お客様各位

 

1112日:今朝の状况】

 

為替(ドル/円):1ドル=11406銭【‪‪07:00現在】

N.Y.ダウ: 35921(-158)

 

LMEセツルメント($/t)

 ①午前売: 9850(+59)

 ②午後売: 9847.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 ③銅: 4.4045(+0.0765)

 ④金: 1863.2(+15.6)

 

WTI原油先物($/bbl)

 ⑤原油:81.59(+0.25)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg

 ①ロンドン午前:1170

 ②ロンドン午後:1170

 ③N.Y. :1160 

 

ニューヨーク為替引値()

 

114.05-114.09(0.15円安-0.17円安)

 

1111日:昨日の状況】

 

国内銅建値1150( 1111日より-20)

 

《イノベーション(注)》

 

中国が2018年末に7類スクラップ(雑品・雑線)の

輸入を禁止して以降、金属スクラップを排出していた

側の国では、中国で行っていた解体・選別を、自国で

せざるを得なくなりました。

もちろん雑品・雑線は、日本の場合(弊社の場合)

、中国の代替地としてマレーシア・タイ・などに輸出

されてもいますが、並行して日本国内での解体・選別

作業が進みました。

雑品を輸出していた会社が、シュレッター機械を

導入、雑線を輸出していた会社がナゲット機械を導入

して、それぞれ解体・選別作業しているのは、

その分かりやすい例です。 輸出国内解体・選別へ

のシフトです。

 

金属相場が全般的に高値であり、日本国内業者の

業績が良いことも、機械導入を促進させている理由の

一つだと思います。

但し、その投資の殆どは、既存・既製の機械へ向け

られ、技術革新やその為の研究費に予算が使われる

ことは少ないのではないでしょうか?

これは金属リサイクル業の特長だと考えます。

 

つまり、新しいトラックや重機、プレス機・

ギロチンなど仕事の効率を上げる機械には投資を

しますが、あくまで目先の利益として計算できる、

数年程度の投資が中心で、10年、20年先に、全く

違う世界になることを前提にしていない。

製造業であれば、目先の利益を計算出来なくとも

将来の技術革新、その為の研究に予算をつぎ込み

ます。 

自動車メーカーがEVFCVに投資するのは、その例

です。

 

金属リサイクル業においてはイノベーションが起き

にくいのか? 投資をしないからイノベーションが

起きないのか? 卵か先か鶏が先か? 

 

(★注)イノベーション

ビジネスに新しい価値を生み出す「革新」や

「新機軸」のことイノベーションは日本でもよく知ら

れるビジネスワードで、日本語では「技術革新」と

訳されることが多いようです。〈Wikipedia

 

雑線(ヤード持込):【1111日現在】

【1】ワイヤーハーネス:410円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後

【3】雑線・一般(4243%):330円前後

【4】雑線230-260

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

 

以上