1月15日 相場情報

お客様各位

115日:‪今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=10380銭【‪‪08:00現在】
N.Y.ダウ:30,991(-68)

※銅LMEセツルメント
 ①午前売: 8002.5(+42)

 ②午後売: 8046

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:3.668(+0.051)
 ④金:1850.3(-3.3)

WTI原油先物
 ⑤原油:53.57(+0.66)

※本日時点予想計算値:国内銅建値
 ①ロンドン午前:880
 ②ロンドン午後:880
 ③N.Y.890
 
※ニューヨーク為替引値()
103.79-103.82

114日:昨日の状況】

※国内銅建値870(114日より-20)

《金属バブルの記憶〜リーマンショック〜④》

 

(つづき)

「当時起きたこと③」

 

※さて、金属バブルと暴落の後になってみると、正に

「兵(つわもの)どもが夢の跡」です。

※暴騰で儲けた、暴落で大損した、会社が潰れた、社長

が逃げたなど色々あれど、結局、スクラップの商売は

続いて行きます。Business goes on.

 

※金属バブルと暴落のその後、プレーヤーの方は二つに

分かれます。

割とあっさりと別の仕事をし始める人(①)もいれば、

しつこく(弊社のように)同じ金属スクラップの仕事を

する人(②)もあり・・・という具合。

※誤解を恐れず言えば、中華系の方々は変わり身が

早かった気がします。

儲からない、危険な仕事だと思えば、瞬く間に退散し、

金属バブルと暴落以降、一切、音沙汰のない人も沢山

います。(①)

※一方で、バカの一つ覚えで、今までと同じよ〜に仕事

をするのは日系の方が多い気がします。

(小生も含め)覚えた仕事以外に、少しも違うことの

出来ない日本人の不器用さ=無能さであります。

 

※そして時は流れ・・・・

 

※金属バブルと暴落から5年もすると、日本国内には、

日系、中国系、台湾系問わず、新たなプレーヤーが

雨後の筍の如く現れます。

※暴落のことなど(その痛みなぞ)微塵も知らず、

スクラップ業界に足を踏み入れ、扱い数量、取引先、

取引地域を広げ、我が世の春とばかりに商売を拡大して

いきます。

 

《金属バブルの記憶〜リーマンショック〜 まとめ》

現在の銅相場がバブルだとして、過去バブル時に“起きた

こと”をおさらいすると、

①銅相場が例えバブルでも商売は止めれない。

②銅相場が暴落すれば、必ず倒産する会社がある。

③暴落後少しすると、暴落を知らずマーケットに参入

する者が、沢山現れる。

P.S.

④として、この一連を繰り返す。

 

以上  (おわり)


※雑線(湘南ヤード持込):【114日現在】
【1】ワイヤーハーネス:290円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):260円前後
【3】雑線・一般(4243%):230円前後
【4】雑線140-190 
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】