9月30日 相場情報

《国慶節》

【9月30日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=148円54銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:46,316.07(+68.78)

※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:10233.0(+107.5)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.841(+0.1225)
 ④金:3820.9(+44.7)

※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤63.45(-2.27)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1570円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1640円

※ニューヨーク為替引値(円)
148.58-148.61(0.91円高-0.91円高)

【9月29日:昨日の状況】
※国内銅建値1580円(9月25日より+70円)

《国慶節》

※10月1日は中華人民共和国の建国記念日(1949年)で、毎年、この時期になると中国の国慶節を
紹介するコラムを書いているので、もしかするとネタ被りになっているかもしれません。
(ご了承を)
※(Googleで検索すると)2025年の国慶節の連休は、10月1日(水)〜 8日(水)までの8日間です。
この期間に中秋節も含まれるため、例年より長めの連休となります。9月28日(日)と10月11日
(土)が振替出勤日。

※中国向けの金属スクラップ輸出に30年も関わってきましたが、過去、国慶節の10月1日を機に、
中国政府が法律やその運用方法を変えることが多くありました。中国にとって10月1日は、日本で
言う年度初めに近い一年の節目の日だと思います。
※例えば、○○の輸入を禁止するとか、検査基準を厳しくするなど、中国の輸出入に関わる税関
の方針が、この日を境に変わることが何度もありました。

※そのため、どうしても10月1日が近づくと意識してしまうのですが、考えてみたら今は、全く
その必要がありません。
※なぜなら、中国は、既に銅・真鍮・アルミスクラップ(公式には“廃金属“とすら認めていなく
“金属原料“という“製品”との位置付け)を、中国に輸入するための仕組みを確立してしまって
いるからです。

※例えば銅スクラップにを例にすると、不純物や油などが付着している銅スクラップは、既に、
一才中国には輸入出来なくなっています。
※かつて7類(雑線・雑品)の輸入が許されていた頃は、徐々に徐々にその基準が厳しくなって
いった為、10月1日や、1月1日など、節目の日を気にする必要がありましたが、今は、もう完全に
クリーンな物しか中国に輸入出来ないので、節目の日を気にする必要はありません。つまり、
これ以上、法律(輸入基準)を厳しくは出来ないのです。

※強いて法律やその運用の変更を気にするとしたら、米国からの積み替えを避けるための、原産地
証明書の提出要請くらいでしょうか?

おまけ:
そういえば、何ヶ月か前? 昨年末か? 「もう直ぐ中国が金属スクラップの輸入基準を緩くする」
と言う噂が、日本国内で流れました。小生がそれは絶対ない!と主張した通り、な〜〜んにも緩く
なってませんよね。あれぞデマ

【お知らせ】
10月1日・2日・3日、コラムお休みします。

以上