9月2日 相場情報

 

お客様各位

【9月2日:‪今朝の状况】

※為替(ドル/円):1ドル=140円21銭【‪‪07:00現在】
※N.Y.ダウ: 31656.42(+145.99)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売: 7702.0(-19)
 ②午後売: 7655.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅: 3.4145(-0.104)
 ④金: 1696.6(-16.2)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油:86.61(-2.94)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1130円
 ②ロンドン午後:1120円
 ③N.Y. : 1100円
 

※ニューヨーク為替引値(円)
     140.2-140.21(1.24円安-1.24円安)

【9月1日:昨日の状況】

※国内銅建値1140円( 9月1日より-30円)

(続・財務省統計を見て )

※2017年の財務省輸出統計を検索してみました。
2017年7月、つまりちょうど5年前、日本からの銅・
真鍮の輸出量は25,469トンで、今年7月の26,547トン
と、ほぼ同じ量が日本から輸出されていました。

※中国が所謂7類(雑品・雑線)を輸入禁止したのが、
2018年12月末で、その公示をしたのが、2017年7月末
です。
※つまり5年前の7月時点では、世界中の誰もが、まさ
か雑品・雑線の輸入を中国が止めるなど、思っていな
い時期でありました。

※2017年7月、中国向けだけの輸出量を見てみると、 
約2万トン(20,463t)の銅・真鍮が輸出されています。
これは今年7月の約2万トン(19,981t)と数字の差こ
そありませんが、中身は全く異なります。
※当時は銅・真鍮でも、全て、解体・加工前、の銅・
真鍮だっただからです。
※主力は、雑線などの被覆線くずと、鉄付き真鍮など
今では考えられない不純物だらけの物でした。
(ちなみに配電盤、モーター、トランスなど工業雑品
は統計上、鉄スクラップにカウントされている為、こ
の統計には含まれません。)

※結論。中国は5年前まで不純物を含めた銅・真鍮を
2万トン輸入していましたが、当時の純粋な銅・真鍮
分は、雑線の歩留まりを考えると、今の半分程度で
あった。
※今は、解体・加工作業を日本側に負担させ、純粋に
なった銅・真鍮だけで2万トンを輸入している。
やはり、中国、したたか。

※雑線(ヤード持込):【9月1日現在】

【1】ワイヤーハーネス:355円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):330円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):290円前後
【4】雑線B :200-230円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】

以上