8月7日 相場情報

お客様各位

 

87日:朝の状况】

 

※為替(ドル/円):1ドル=11021銭【‪‪07:07現在】

N.Y.ダウ: 35,208.51(+144.26)

 

※銅LMEセツルメント

 午前売: 9529.5(+100.5)

    午後売9517

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

  4.3455(0)

 : 1760(-45.1)

 

WTI原油先物

 原油:68.28(-0.81)

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:1100

 ロンドン午後:1100

 N.Y. : 1110

 

※ニューヨーク為替引値()

 

110.25-110.28(0.51円安-0.51円安)

 

86日:昨日の状況】

 

※国内銅建値1090(84日より-20)

 

《銀行死ね!season5

 

久々に帰って参りました人気シリーズ、小生が営業

に来る銀行マンをひたすらディスるコーナー。

また、事件は起きてしまいました。

先日、ある大手銀行の営業マンがお見えになり、

おもむろに『社長、今の銅相場は明かに高いので

ヘッジをしませんか?』と言ったものだから、その

後、約1時間ほどそのク、いえ、営業マンに説教を

たれることとなりました。

 

商品目録は見もしてないのですが、大体こんな商品

 でしょう。

 ・現在の価格で3ヶ月先に現物を売る契約をする。

 ・3ヶ月後に銅価格が下がっても安心。

 

例:(売買益は計算に入れません)

 ・銅の現在価値が1,000/kg

 ・今、先物=「3ヶ月後に1,000/kgで売る」契約

  をする。

 ・3ヶ月後に銅相場が700/kgに下がると現物

  売った時に△300/kg

 ・先物は1,000/kgで売ってあるので、3ヶ月に

  その時の現物を700/kgで買えば+300円。

 ・だから±0円で、安心。  ・・・ってアホか!

 

この話には、幾つか欠陥があります。

 ・まず、この商品を販売する銀行が「ノーリスク」

  であること。

 ・その割に銀行とそれをヘッジする先物会社の

  手数料が高いこと。

 ・現物を100トンしか持っていなくても、1,000

  トン、10,000トンの勝負が出来てしまうこと。

 ・3ヶ月後に先物で売った量の現物を買える保証が

  ないこと。

 ・そもそも「今の相場が高い」と言い切って営業

  してはいけないということ。

 

問題なのは、10年ほど前あんなに世間を騒がす

問題を起こした、正にその大手銀行の営業マンで

あることで、ほとぼりが冷めたから、また、同じよう

な話を客に進めていることです。

気を付けましょう!

 

この銀行ではないですが、全く同じ仕組にひっか

かったサイゼリヤの例を添付しておきます。

https://finance.yahoo.co.jp/brokers-hikaku/experts/questions/q1321416703

 

(つづく)

 

※雑線(ヤード持込):【86日現在】

【1】ワイヤーハーネス:390円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後

【3】雑線・一般(4243%):320円前後

【4】雑線220-240 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

以上