《政権交代③》
【8月6日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円58銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:44,111.74(-61.9)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9576.5(-46)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.364(-0.051)
④金:3381.9(+7.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤65.16(-1.13)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1460円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1470円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.6-147.62(0.52円安-0.53円安)
【8月5日:昨日の状況】
※国内銅建値1470円(8月5日より-20円)
《政権交代③》
※社長が変わる際、大事にした点が「(ジェネレーション・チェンジ(世代交代)で、
「新陳代謝」を促すことが目的であり、その意味では「年功序列作戦」は最悪である、
というのが昨日の話でした。
※では、若ければ誰でもいいのかと言われれば、そんなことはなく、当然、社長個人の
資質も大事です。
※どんな資質が必要かと問われれば、リーダーシップ、技術や経理に精通していること、
努力家であること・誠実性・楽観性・体力気力の充実など様々な要素があります。
※そんな中で、今の時代に最も必要な社長の資質は「柔軟性」だと考えます。
※金属スクラップ業に30年携わってみると、その間に、ものすごく沢山の会社が生まれ
ては無くなる、正に、栄枯盛衰を繰り返していることがわかります。
※相場や社会環境の変化で、急激に業績を伸ばす会社がある一方で、大抵の場合それは
長く続きません。
※それは情報の伝達スピードが、昔に比べて断然に上がったことが原因だと思います。
※金属スクラップ業は、結局、発生した荷物を集荷・検収・選別仕分け・加工・納品を
している“だけ“で、比較的「真似をし易い仕事」です。参入障壁が低い。
※そのため、「あの会社が儲かっているぞ!」となれば、それを真似する業者がすぐ
現れます。(今は、日本中、中国人スクラップヤードだらけです)
※かつては儲かるという情報を隠すことができましたが、今は、それが直ぐに広まって
しまう為、会社の業績を急激に伸ばしても続かないのだと思うのです。
※さて、そこで大事になるのが社長の柔軟性です。
※相場や社会環境の変化に応じて、自社の仕事やサービスを臨機応変に変化させて行く
必要があります。
※何も金属スクラップ屋が、明日からラーメン屋になれ!民泊をやれ!と、言っている
わけではありません。車で言う処のマイナーチェンジです。軌道修正。
※自分のしている仕事をマイナーチェンジとは言え変えることは、過去の自分を否定
することなので、人間、意外に出来ないものです。正に社長の柔軟性が問われます。
(つづく)
以上