8月19日 相場情報

お客様各位819日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10542銭【07:30現在】

N.Y.ダウ:27,778(-66)

LMEセツルメント

 午前: 6492.5(+53)
 午後: 6573.5 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:2.971(+0.073)
 金:1999.4(+14.4)

WTI原油先物

 原油:42.89(+0) 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:730
 ロンドン午後:740
     ③N.Y.740

ニューヨーク為替引値()

105.42-105.45 (0.57円安-0.57円安)

 

818日:昨日の状況】

国内銅建値710(814日より-20)

 

《人間万事塞翁が馬》

8/18付日刊産業新聞に、まさかトップで記事を載せて頂けるとは、思いもよりませんでした。

お陰さまで、昨日は、冷やかしなのか、お褒めのなのかの、連絡を山ほど頂き、ありがたく思っております。

せっかくですので、今日は、弊社と中国恒吉集団(江西省/楊雪青社長・・・いえ総裁ですね)との話を補足しておきます。

 

恒吉集団の楊総裁、もともと浙江省台州市の雑品解体業から生業を始め、いち早くスクラップ業から製造業に転換し、

事業を拡大させて行きました。

特に、拠点を江西省に移してからは、省のバックアップもあり、今では11あるグループ会社全体で、

年間3,000億円の売上ですから大出世ですね。

 

さて、面白いのは小生との出会い。

 

小生が、前職を含め25年以上中国向けに、電線スクラップの輸出取引をしてきた中で、

特に仲の良いA社長という方が天津にいました。

国は、2018年末電線スクラップの輸入を止めますが、実はその少し前20162017年には、

既に 電線スクラップ加工業は全く儲からない斜陽産業でした。

中国輸入側のA社長も、日本輸出側の弊社も、全く利益が出ない瀕死の状態でした。

 

で、このA社長、大胆にも天津の電線スクラップ加工業を縮小し、その事業資金数億円を、

全く別の地域全く別の銅を溶解する仕事に、投下しました。

言わば、大勝負に出た訳です。

それが、江西省の恒吉集団であります。

 

恒吉の楊総裁の元、A社長はグループ会社の一社長としても、恒吉グループ全体の幹部としても活躍することになります。

そんな中、2018年末に7類のスクラップが、中輸入禁止となります。

々、海外から雑品・雑線を輸入し、解体業者が解体した後の、銅・真鍮を、中国国内から仕入れていた恒吉グループは、

原料不足に陥ります。

 

恒吉グループは、海外から中国へ銅・真鍮スクラップを集める必要に迫られ、白羽の矢が立ったのが、

A社長が紹介した弊社であったというお話。

正に「人間万事塞翁が馬 (にんげんばんじさいおうがうま)注」、何が災いし、何が幸いするか分かりませんね。

 

注:人生の吉凶や禍福は変転きわまりないものであり、とても予想することはできないから、災いも悲しむにあたらず、

幸福だといってもそれほど喜ぶ

ことはないことをいう。

 

雑線(湘南ヤード持込):【819日現在】

【1】ワイヤーハーネス:240円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):220円前後

【3】雑線・一般(4243%):190円前後

【4】雑線100-150

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】