8月1日 相場情報

《財務省輸出通関統計6月》

【8月1日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=150円81銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:44,130.98(-330.3)

※銅LMEセツルメント($/t) 
①午前売:9606.0(-93.5) 
②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
③銅:4.3305(-1.2395)  
④金:3293.2(-2.6)

※WTI 原油先物($/bbl) 
⑤69.26(-0.74)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
①ロンドン午前:1500円 
②ロンドン午後:ー 
③N.Y.:1490円

※ニューヨーク為替引値(円)
150.74-150.77(1.24円安-1.26円安)
 
【7月31日:昨日の状況】
※国内銅建値1490円(7月25日より-10円)

《財務省輸出通関統計6月》

※日刊市況通信社様より提供頂きます、財務省の輸出通関統計2025年6月
の速報です。日本から海外へ輸出される銅・真鍮など銅系スクラップの
数量となります。
【①数量】
※月間数量推移は以下のとおりです。6月は合計33,223トン(★) 前月
24,543トンに比べ、プラス8,680トンでした。過去1年間の推移は以下の
通りです。
2024年
7月:26,603
8月:20,373
9月:20,513
10月:30,781
11月:31,682
12月:25,988
2025年
1月:23,872
2月:28,765
3月:28,388
4月:32,291
5月:24,543
6月:33,223★

【②国別数量】
※2025年6月の一カ月間に日本 → どの国に輸出されたかの数量です。
( )内は前月の数量比。数量の多い上位国だけ列挙します。尚、中国は
付き物のある雑品・雑線の輸入を禁止している為、他国向けとは異なりク
リーンな銅・真鍮だけの数量となります(裏を返すと他の国へは雑線・雑
品も含まれることになります)。 
1位:中国                          28,885(+7,324)
2位:マレーシア         1,957(+1,318)
3位:韓国            1,127(+152)
4位:台湾            606(+231)

【③コメント】
※5月に数字が少なかった分、反動で6月に増えたと考えています。
※4月、5月と、トランプ関税の問題もあり銅相場も低迷、それに伴い金
属スクラップのに動きが悪かった。
※トランプ関税の猶予措置や、各国との締結が進むに連れて、市場が落ち
着きを取り戻し、相場も上昇した。並行して金属スクラップの動きがあった。
※その為6月は「国内取引」が順調で、「輸出」は同じ動きをしたと言える。

以上