7月14日 相場情報

お客様各位
714日:今朝の状況】 

為替(ドル/円):1ドル=10729銭【07:30現在】

N.Y.ダウ:26085(+10)

LMEセツルメント

 ①午前売: 6545(+222.5)
 ②午後売: 6587.5 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 ③銅:2.942(+0.055)
 ④金:1811(+12.8)
 ⑤原油:40.1(-0.45) 

ニューヨーク為替引値

107.26-107.29(0.37円安-0.37円安)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ①ロンドン午前:750
 ②ロンドン午後:750
     N.Y.740

 

713日:昨日の状況】

国内銅建値720(710日より+20)

《御恩と奉公:下  ★注》

(つづき)

このガス抜きの量が、少量で、偶にであれば、問題が小さい。

ですが、高炉が国内工場を閉鎖し生産調整するご時世です、非鉄各社(アルミ、ステン、銅、真鍮)も同じ状況下で、

国内スクラップ発生はあれど、需要家は国内でそれを、消化しきれない状態が浮き彫りになってきました。

 

考えてみれば、当たり前です。

需要家は、世界マーケットで生きていく為に、日本+中国とか、日本+マレーシアとか、世界体制で製品製造を計画する。

人件費、電気代、その他諸々のコストが高い日本の製造量を、落とし海外の工場の生産比率を上げざるを得ません。

結果、国内工場では、原料そんなに要りません!となる。

 

需要家は、好きで、A購入量を減らし、B購入単価を下げている訳ではありません。

世界マーケットで、自社が生きていく為に、止むを得ずしている訳です。

過去、国内で発生した金属スクラップは、国内で消化されてた時期(御恩と奉公が成立していた時期)があるのかもしれません。

しかしながら、今後は、分かりません。

納入業者も、御恩を当てにせず、世界マーケットでスクラップを販売する必要があります。

 

(・・・そこで、弊社の役割が重要となります、、って、長い長い宣伝でした。)

 

  ★注:御恩と奉公

中世日本において、主に武士の主従関係を構成した要素・概念。中世の武士間の主従関係は、決して片務的なものではなく、

主人・従者が相互に利益を与え合う互恵的な関係で成り立っていた。ここで、主人が従者へ与えた利益を御恩といい、

従者が主人へ与えた利益を奉公といった。

 

雑線(湘南ヤード持込):【713日現在】

【1】ワイヤーハーネス:230円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):210円前後賞

【3】雑線・一般(4243%):180円前後

【4】雑線90-140

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。