《陳情》
【10月23日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=151円93銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:46,590.41(-334.33)
※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:10600.0(-12)
 ②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.961(+0.031)
 ④金:4044.4(-43.3)
※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤58.5(+0.68)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1660円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1710円
※ニューヨーク為替引値(円)
151.97-152.01(0.04円安-0.07円安)
【10月22日:昨日の状況】
※国内銅建値1660円(10月21日より+20円)
《陳情》
※陳情とは、特定の事項について国や地方自治体などの官公署に実情を訴え、
適切な措置を要望する行為です。〈Google〉
※東京非鉄金属商工協同組合(通称:東京非鉄)として、千葉県に対し
7月28日付、「千葉県特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例に関する
陳情書」を提出しています。(東京非鉄組合員で本社が都内・事業所が千葉
という事業者が複数社あります)
※昨日は、その補足説明として千葉県庁を訪問し、当該部署(ヤード・残土
対策課/金属スクラップヤード対策班)に陳情を行いました。 
※千葉県が制定した金属スクラップヤード条例(令和6年4月1日施行)に
ついて、事業者の立場として、条例内容の改定を求める為の陳情です。
※陳情内容には条例が厳し過ぎるという内容何点かがありますが、今回は
特に保管方法に絞って議論をしました。「条例に従うとヤードに荷物を置く
ことが極めて困難。実際に保管可能な数量が、従来に比べ極端に少なくなり、
事実上、事業継続が困難となる。」という訴えを行いました。
※東京非鉄としては、金属スクラップヤード条例自体については、一定の
評価をしており、悪質な事業者を排除する為に、必要な条例であると理解し
ています。実際、火災や保管方法に危険を感じている県民のために条例は
有効であります。
※しかしながら「保管方法の過度な制限が現実に即していない」と考えて
おり、金属スクラップ条例の一部(特に保管方法)について、改定を望んで
います。
※千葉県側の主張は、①県民にとって必要な条例を制定した。②保管基準に
妥当性がある。③一度制定した条例を改定することは可能だか、その妥当性
を客観的に証明する必要がある。
※特に②保管基準の妥当性について、千葉県側と事業者側に認識の大きな
隔たりがあり、改定までの道のりは長くなりそうです。
補足:
この問題の難しさは、金属ヤード条例が一般の県民にとっては非常に有効で
あることです。せっかく県民の為に制定された条例を改定せよ!という訴え
は、ともすると悪質事業者を擁護するように見えてしまいます。 我々は
ヤード条例に反対しているわけではありません。総論賛成・各論反対の立場
です。
以上
