6月30日 相場情報

《バンコク滞在期①》

【6月30日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=161円92銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:52,182.74(+306.63)

※銅LMEセツルメント($/t)  
     ①午前売:13302.5(+15.5)
     ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
     ③銅:6.0975(-0.0465)
     ④金:4022.3(-57.2)

※WTI 原油先物($/bbl)  
     ⑤70.75(+1.52)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
     ①ロンドン午前:2210円
     ②ロンドン午後:ー  
     ③N.Y.:2230円

※ニューヨーク為替引値(円)
161.94-161.95(0.21円安-0.17円安)

【6月29日:昨日の状況】
※国内銅建値2240円(6月24日より-40円)

《バンコク滞在期①》

※リサイクル環境推進部会の「タイ:金属リサイクル業視察研修会』で、
タイ:バンコクを訪問、バンコク郊外(中心地より車で2時間)の中華系
リサイクルヤードを訪問しました。そのレポートをします。

※まず東南アジアにおける、廃金属の解体・選別業を整理しておきます。
※(ご存知の通り)銅・アルミなど非鉄金属スクラップは、単体であれば
溶解し再生できますが、「金属と異物(プラスチックなど)が付着して
いると再生できない」ため、スクラップとして排出された“廃金属“には、
金属と異物を分離しなければならないという宿命があります。

※日本・米国・欧州を初め人件費の高い国=先進国では、廃金属の解体・
選別作業の機械化が促進されていますが、実はその作業、人海戦術(手作
業による解体・選別)に勝るものはありません。
※そこで先進国で発生した廃金属のうち、異物が付いたもの=解体・選別
が必要なもの(特に解体・選別が困難なもの)は、先進国から発展途上国
に輸出されてきました。1990年代〜2000年期初頭において、その流れは全
世界から中国に集中していました。

※ところが2018年末、中国政府が、固形廃棄物の輸入禁止措置をした
(2021年からは完全に禁止:実質「製品」に当たる再生原料のみを輸入可
とした)結果、それまで世界から中国に流入していた廃金属が、行き
どころを失いました。

※発展途上国代表であった中国が、(実質的に)途上国でなくなったため、
先進国排出の廃金属解体・選別業が、それまで集中していた中国から世界
中の途上国に散らばった、まさにパンドラの箱が開いた状態になりました。
※2019年初めの時点でその役割は、地理的・経済的に中国とさほど変わら
ない、東南アジア諸国が担うことになり、タイを含めた東南アジア諸国に、
先進国の廃金属が流入することになりました。

(つづく)

以上