6月10日 相場情報

 

お客様各位

【6月10日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=139円41銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 33876.78 (+43.17)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8368.0(+125)
 ②午後売 : 8399.0

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅: 3.789(-0.0075)
 ④金: 1962.2(-1.4)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油: 70.17(-1.12)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1210円
 ②ロンドン午後:1220円
 ③N.Y. : 1210円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 139.34-139.37(0.43円安-0.43円安)

【6月9日:昨日の状況】

※国内銅建値1210円 (6月6日より+30円)

《連立方程式》

※昨日の続きです。
(昨日の朝は二日酔いだったので細かい計算が出来
ませんでした)

※改めて質問です。
※『Question』
【A】銅歩留まり20%の雑線10トンに、【B】銅歩
留まり50%の雑線を何トン混ぜれば、合計して全体
の歩留まりが43%の線になるでしょうか?

※その答えを求める為には以下のような二次方程式
を解くことになります。
  ⒳・・・銅歩留まり50%の線の量
  ⒴・・・2種類の線合計の中に含まれる銅の量
 
 10 X 0.2 + ⒳ X 0.5 = ⒴
 ⒴ ÷( 10 + ⒳ ) = 0.43

※『Answer』
この方程式を解くと、⒳=32.857… ⒴=18.4285 
となります。

※つまり、昨日紹介した銅歩留まり20%“ちんちくり
んの線”を、10トン@400円/㎏で売りたいのであれ
ば、同時に、銅歩留まり50%の線を32.857トン、同
じく@400円/㎏で売って頂かないと、合計の銅歩留
まりが43%になりません。 
※荷物を買う側の計算が合いません。

※極めて、至極、何とも、あたりまえの話でありま
す。(二次方程式は、中学1年か2年で習うので、誰
でもできるはずです)

※昨日の話し通り、銅歩留まり20%の線は@150円/㎏
程度の価格です。それを、なんとかすれば@¥400/㎏
で売れるかもしれないと、考える人(その社長)、、。
※小生からすると、その考え方が不思議でなりません。
社長!勘弁して下さいよ!

※雑線(ヤード持込):【6月9日現在】

【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】

以上