《自己資本比率(★注)》
【6月27日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=144円42銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:43,386.84(+404.41)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:10115.0(+305)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.0655(0)
④金:3333.5(0)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤65.24(+0.32)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1510円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1660円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.37-144.42(0.88円高-0.85円高)
【6月26日:昨日の状況】
※国内銅建値1480円(6月26日より-30円)
《自己資本比率(★注)》
※先日、ある商社マン(結構偉い人)と話していた時に、東京のある場所
(結構良い場所)でマンション(万ションでなくて億ションですが)を
購入されたと聞きました。
※小生も都内に住んでいるので分かりますが、確かにファミリータイプの
マンションを購入しようと思えば、最近は、直ぐに1億超えの物件となります。
※で、そのお方、2千数百万を頭金として銀行に入れ住宅ローンを組んだ
というので、仮に頭金を2,500万とすれば、1億の物件で4倍、1億2500万の
物件で5倍の不動産を購入したことになります。つまりレバレッジを効かせ
ているわけです。
頭金:2,500万 不動産:1億・・・自己資本比率25%(レバレッジ:4倍)
頭金:2,500万 不動産:1・25億・・・自己資本比率20%(レバレッジ:5倍)
※小生が思うに日本では不動産神話が根強く、有り体に言うとみんな不動産
が好き!好き過ぎ!だから自己資本が少なくても、不動産であれば、結構
エイヤーで高い物件を購入されます。
(この方の資産総額を聞いたわけではないので、実際の総資産に占める自己
資本比率は分かりません。不動産以外に金融資産をお持ちなら自己資本比率
は上がります。)
※さて非鉄金属スクラップ業を営まれている会社社長さんの話を聞いていると、
自社の自己資本比率が高い会社が多いです。例えば自己資本(銀行に返さなく
てもいい自社のお金)が1億円ある会社に、銀行からの借入金が1億円ある
ならば、自己資本比率50%となります。
自己資本1億円 / 総資本2億円(1億+1億)・・・1÷2=50%
(レバレッジ:2倍)
※極端な例では自己資本1億円に対して借入金がゼロという会社もあります。
これを無借金経営と言います。
自己資本1億円 / 総資本1億円・・・1÷1=100%(レバレッジ:1倍)
※で、何が言いたいかと言えば、個人ではそれほどまでにレバレッジをかけ、
自己資本の割に巨額の借入(つまり住宅ローン)を組むのに、いざご自分の
仕事となると、会社の資金にはレバレッジを効かせない。
不動産にそれほどレバレッジをかけるのであれば、会社の資金にレバレッジを
かけて資金調達すべきだとう思うのです。
※会社の資金にレバレッジを効かせて、調達した沢山の資金を使いきれないのか?
(・・・それは経営能力がないです!と言っているに等しいと思うのですが。。。)
(★注)自己資本比率
自己資本比率とは、企業の総資本のうち、自己資本(返済不要な資本)が占める
割合を示す指標です。
この比率が高いほど、企業の財務の安定性が高いと評価されます。
自己資本比率は、企業の安全性を示す重要な指標の一つです。〈Google AI〉
以上